ビジュアルで学ぶ 筋膜リリーステクニック Vol.1 ―肩、骨盤、下肢・足部―

 ビジュアルで学ぶ 筋膜リリーステクニック Vol.1

今、注目が高まる「筋膜!」
その理論と施術が身につくビジュアル本

 

  身体で最も大量にある組織は何だろうか?
  その答えは「骨」でもなければ、「筋肉」でもない。「筋膜」である。筋膜は筋肉、腱、骨、血管、臓器、神経を覆い、つなげ、包んでいる線維性結合組織のことで、身体に何百または何千も依存している。身体の複雑な三次元ネットワークを形成しながら、その伸縮性によって運動を促進させ、皮膚の感受性を高めるという役割を持つ。臨床家は、筋肉や骨と同様に、筋膜についても理解しておく必要があるといえそうだ。
  そんな筋膜への知識を深めながら、多彩なリリーステクニックが身につけられるのが、本書である。筋膜リリーステクニックは、身体の弾力性や知覚感覚を回復させ、さまざまな疾患を改善させる。CGイラストと施術写真が豊富な本書で、ぜひそのテクニックを身につけてほしい。

 

動画の日本語訳はこちら

 

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マッサージ情報サイト「CIANA」
筋膜への手技はなぜ効果があるのか?
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ISBN:978-4-7529-3115-7
著者Til Luchau
監訳齋藤昭彦(杏林大学保健学部理学療法学科教授)
仕様B5 判 214 頁
発行年月2016/3/10
3115-7
定価 本体4,200 円+税
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目次

●Part1 筋膜の基礎知識
第1章 骨
第2章 筋膜の変化を理解する
第3章 筋膜に対するツールとテクニック

●Part2 下肢
第4章 タイプ1の足関節制限と足底筋膜炎
第5章 タイプ2の足関節制限と距腿関節
第6章 足関節損傷と腓骨
第7章 槌状足趾症
第8章 靴の拘束によるアーチ
第9章 ハムストリングス損傷
●Part3 下肢帯
第10章 股関節の可動性
第11章 坐骨神経痛
第12章 仙結節靱帯
第13章 仙腸関節
第14章 腸骨

●Part4 上肢
第15章 手関節と手根骨
第16章 母指球
第17章 凍結肩(肩甲上腕関節)
第18章 凍結肩(回旋筋腱板)

ページサンプル

 

 

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著者インタビュー

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筋膜への知識を深めながら、多彩なリリーステクニックが身につけられる『筋膜リリーステクニックVol.1』。著者のティル・ルカウ先生に、今注目の高まる「筋膜」について、その特性や治療効果をおうかがいしました。

――本書はティル・ルカウ(Til Luchau)先生の講義をもとに作られた本です。セミナーはどんな内容で、誰を対象に行っているものですか。

 

ルカウ  私は、30年以上にわたって筋膜リリーステクニックの講義を行っており、各国をあわせると受講生の数は数千人に上ります。主にマニュアルセラピスト(ボディワーカー、理学療法士、クラニオセイクラルの施術者、マッサージセラピスト、ロルファー、オステオパシー医、鍼師、カイロプラクターなど)向けですが、スポーツ・コンディショニングのトレーナーやコーチ、ピラティスやヨガのインストラクターなども受講しています。
  筋膜リリーステクニックでは、身体の筋膜、自律反応、姿勢反射、固有感覚を取り扱います。全体として、私の講義シリーズには20以上のセッション・シークエンスと、200以上のテクニックや検査がありま

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す。

 

 

――「筋膜」とはどんなもので、臨床上、どんな重要性を持ちますか?

 

ルカウ  これまで多くの解剖学的研究で無視されてきた身体の筋膜は、近年精力的に研究されています。筋膜(ラテン語の「帯」に由来)は線維性結合組織で、筋、腱、靭帯、骨、血管、臓器、神経を連結して囲んでいます。筋膜には3つのユニークな特性があります。
  ① 筋膜は身体全体に深く相互接続している。
  ② 筋膜の質は健康的にも、病的にも急激に変化する。
  ③ 非常に感度が高く、痛みと固有感覚(身体意識)において大きな役割を果たす。
  筋膜が持つこれらの特性は、身体の安定性と柔軟性のバランスや姿勢を決定づける要素となります。

 

――筋膜リリーステクニックでは、身体にどんなアプローチを行い、その結果、どんな作用をもらしますか。また、どんな症状の患者さんに有効なのでしょうか。

 

kinmaku_2.jpgルカウ  

この方法は、徒手テクニック、患者の自動運動、そして特定の言葉による指示を組み合せて、患者さんの運動の選択肢を増やし、身体意識を磨きます。そのため、この方法は痛みを緩和するのに非常に効果的であり、運動調整力、バランス感覚、全体的な身体の健康を高めます。
  第1巻にあたる本書では、肩、骨盤、股関節、手首、手、足関節、足において、患者の愁訴として多いものを選んで、それに対するテクニックを詳細に説明しています。ちなみに、第2巻では、脊柱、胸郭、頚部の病態を対象にする予定で、現在、執筆中です。

 

 

――日本の治療家にメッセージをお願いします。

 

ルカウ  日本の治療家のみなさん、はじめまして!
  私のテクニックの理論と実践について、読んでいただけることを大変うれしく思います。筋膜リリーステクニックがみなさんに役立つ、効果的なツールとなり、特に筋骨格の愁訴を抱える患者さんの治療においてお役に立てばと思います。

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