【DVD】高齢者のためのPNF

【DVD】高齢者のためのPNF

PNFは筋バランス、柔軟性、敏捷性をはじめとする神経や筋の働きを高め身体機能を向上させるため、多くのスポーツ選手に利用されている運動療法です。もともとは脳血管障害などのリハビリテーションの理学療法手技としてアメリカで開発されました。
このDVDでは、日本整形外科学会が提唱しているロコモティブシンドローム(運動器の障害により、要介護の状態や要介護になるリスクの高い状態になること)に対するPNFアプローチを"基礎編"と"症例編"に分けてご紹介しています。特に"臨床編"では脊柱管狭窄症や変形性膝関節症などの疾患に対して、どのような考え方で、どういった点を注意しながらアプローチしていけばよいのかを解説しています。
日本のPNFをリードする市川繁之氏、松田現氏、斎藤明義氏の3氏の協力によるこのDVDで、本物のPNFの学んでください。

ISBN:978-4-7529-0137-2
監修市川繁之(国際PNF協会認定アドバンスインストラクター)
協力斉藤明義(日本大学医学部整形外科客員教授)
出演松田現(国際PNF協会認定インストラクター)・斎藤明義・市川繁之
巻数1
時間約120分
発売年月2011/10/31
IVD0137-2
価格 本体 12,000円+税
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内容

●基礎編
パターン・アクティビティ
◇骨盤帯前方挙上
◇チョッピング
◇下肢パターン
・屈曲?内転?外旋 膝を伸ばしながら
・伸展?外転?内旋 膝を伸ばしながら?
・伸展?外転?内旋 膝を伸ばしながら?
・伸展?外転?内旋 膝を曲げながら
◇ブリッジ
◇片脚立位

テクニック
◇Contract Relax
◇Dynamic Reversals
◇Stabilizing Reversals
◇Replication
◇Combination of Isotonics

●症例編
◇症例? 腰部脊柱管狭窄症に対するPNF(腰椎周囲の深部筋の感覚低下、機能不全により体重を支えられず圧が加わり血行不全となり下肢症状を呈すると仮説を立て、PNF)
◇症例? 変形性股関節症に対するPNF(殿筋群の筋力低下、固有感覚低下が原因と捉え、PNF)
◇症例? 変形性膝関節症に対するPNF(アライメント不良による筋出力の低下およびそれによる痛みが原因と捉え、PNF)

サンプル動画

出演者インタビュー

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PNFは神経や筋の働きを高めて身体機能を向上させる運動療法として、多くのスポーツ選手に利用されていますが、もともとは脳血管障害などのリハビリテーションの理学療法手技として開発されたものです。今回発売されたDVD「高齢者のPNF-ロコモティブシンドロームへのアプローチ」は、高齢者に多い疾患に対してのアプローチ法を紹介しています。ご出演されている松田現氏(NPO法人日本PNF協会の副理事長、国際PNF協会認定インストラクター)にPNFについて、お話をお聞きしました。

――松田先生がPNFを始めたきっかけを教えてください。

 
松田 PNFについては理学療法士(PT)の学校で簡単に習うのですが、それだけではできるようにはなりません。私はPTになって1年目の時に今回監修をしていただいた市川繁之先生が開かれたPNFの勉強会に参加し、それがPNFを始めるきっかけとなりました。その後、10日間の公式の講習会に参加し本格的に勉強を始めました。

 
学校ではいろいろな治療手技に興味を持ち勉強したのですが、市川先生がその場で患者さんをどんどん治していくのを目の当たりにし、本当にびっくりしました。膝の靱帯を切って手術した後の患者さんは階段を下りることができませんが、その場で下りれるようになったり、とにかく、まずその即効性に驚きました。

 

 

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――PNFは他の手技療法やマシーンと比べて何が違いますか?

 

松田 治すということだけですと、他の手技療法でもある程度時間をかければ治ると思うのですが、PNFは他の手技療法と比べると“即効性、そして持続性もある”ということです。それはなぜかというと、PNFは単に筋力をつけるのではなく、患者さんの体の中にある感覚受容器を刺激する手技だからです。そのためにセラピストはいろいろな抵抗を加えたり、関節を牽引圧迫したり、筋をストレッチしたりするわけです。

 

「アクティブ」は自分から動く(能動的)、「パッシブ」は誰かにしてもらう(受動的)ことですが、パッシブなものは脳が働きません。PNFはセラピストの指示に従い、患者さんが自分で頑張らなければならないので、すごくアクティブな療法なのです。ですから即効性があり効果が長続きするのです。

 

また人間の体の動きは円運動や螺旋運動になっています。筋肉も直線で付いているわけではありません。PNFは徒手で行うので、そういった人間の複雑な動きに対して強さを加減しながら適切に抵抗を与えることができます。そのため一方向の抵抗しか与えられないマシーンより効果が高いのです。

 

 

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――松田先生はどのようにPNFを勉強されましたか?

 
松田 私はとにかく、PNFの講習会に参加して勉強しました。講習会に出て戻って来た時は患者さんにもいろいろ試し、とても楽しいのですが、時間が経つと記憶が薄れたり、細かい点を忘れてしまいます。ですから再度講習会に出て気持ちを高め、自分自身を刺激する。その繰り返しでした。やはりアップデートし続けないと、わかっているようでわからなくなってきてしまいますので、本を読んだりDVDを観たりすることも大事ですが、一番は実際の講習会に出かけて行って力を維持、高めていくことが必要です。PNFを修得するためには、かなり時間もかかりましたし、お金もかかりました。

 

 

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――日本で行われているNPO法人日本PNF協会の講習会は誰でも参加できるのですか?

 

松田 現在行われている講習会は参加資格が理学療法士と作業療法士と医師となっています。ですから他の資格の先生方は現状では参加は難しいのですが、私たちを講師やインストラクターとして呼んでいただければ喜んでまいりますので、よろしくお願いいたします。

 

 
――今回は内容を「ロコモティブシンドロームに対するPNFアプローチ」ということに絞りましたが、高齢者に対して施術を行うにあたり、どういったことを注意しなければいけませんか。

 
松田 若い人やスポーツ選手へPNFを行う場合は筋力を強化しなければならない場合が多く、それに耐えられるような筋の柔らかさもあるので、セラピストの抵抗が強くなる時もあります。しかし高齢者に対しては危険なので力を加減し抵抗は弱く、長時間行いません。高齢者の方が行える姿勢とテクニックを探しながら施術します。また高血圧などの合併症にもかなり気をつけます。PNFは決して力んでやってはいけません。セラピストと患者さんの力と力のぶつかり合いになってしまうと、望むような筋肉にはなりません。熟練したセラピストはそれほど強い抵抗を与えなくても、患者さんのよい反応を引き出せますから。

 

 
――PNFの類書や他のDVDと比べて、このDVDはどこが違いますか?

 
松田 なんといっても実際の治療例を出したことです。これまでのものはパターンの紹介ばかりで、「実際どうやるのか分からない」といった声がよく寄せられていました。今回は脊柱管狭窄症、変形性膝関節症、変形性股関節症に対するPNFの具体的な使い方・組み合わせ方を示せたことがとてもよかったです。そしてそれを理解するために基礎編があるわけです。基本がベースになって実際の治療があるので、基本をきちんと押さえてから臨床編を勉強してください。

 
とにかくDVDを観て自分で試していただいて、うまくできる部分とできない部分が出てくると思いますので、できない部分に対しては講習会等で勉強していっていただきたいと思います。

 

 

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