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ゴッドハンド・妻木充法氏の
南アフリカワールドカップ現地レポート(2) [2010.06.24]
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FIFA(国際サッカー連盟)の要請を受け妻木充法氏は現在、南アフリカで開催されているサッカーワールドカップの審判へのメディカルサポートに参加しています。前回のレポートでは、審判87名と8名のメディカルスタッフがFIFA貸切のホテルで生活をしていることが伝えられました。現地入りしてから3週間。試合は毎日行われ、審判やメディカルスタッフにも休みがない様子。華やかなサッカー国際大会の舞台裏は、想像以上に大変そうです。 |
みなさん、こんにちは。
ワールドカップは、予選リーグも中盤となりました。試合会場では、大会マスコットのザクミが人気です。(おそらく、ライオンだと思いますが)
予選リーグの試合は、毎日休みなく続いています。我々メディカルスタッフは、6月1日に現地入りしたので、そろそろ3週間になりますが、休みはありません。ホテル※は、広々として落ち着いた感じの高級ホテルなので、敷地内にいる限りは、安全で、快適なのがせめてもの救いです。
(※キービットクルーンホテル http://www.kievitskroon.co.za/index.php?page=gallery_new)
FIFAワールドカップでは、主審1名、副審2名のトリオに加えて第4の審判と副審のサポート1名で合計5名の審判が必要になります。予選リーグでは、1日に3~4試合あるので、15~20名の審判が毎日試合に関わっています。写真は第4の審判です。
そのため世界中のサッカー連盟から、87名(29トリオ)の審判が選ばれているわけです(余談ですが、ワールドカップ審判は、代表選手になるより難しいことです)。
試合審判は、試合前日に移動して、試合翌日に帰ってくるので、常時30名から500名の審判が出入りしています。
●メディカルチームと1日の流れ
南アフリカワールドカップでは、審判へのサポートは5つのパートがあります。①テクニカル(技術面)、②フィジカル(体力面)、③サイコロジカル(心理面)、④エナジーパフォーマンス(武術的な構えや気構えの練習)、⑤メディカル(我々のトレーナー活動)です。
メディカルチームは、前回述べたように、日本人3人を含むスイス人、南アフリカ人からなる平均年齢40歳の8名のチームです。それにスポーツドクターのKJ(写真左下)が加わります。
通訳はいないので、会話は英語です。参考までに8人の資格や職業を表に示します。

我々メディカルチームは、前日に表示されるスケジュールに沿って行動予定を立てます。午前は、2つのグループ(練習帯同とメディカルルーム詰め)に分かれます。審判は、朝食後、9時過ぎに練習に出かけます。毎日綿密にプログラムされた2時間前後の練習をします。プログラムは、フィジカル中心のトレーニングとレフェリー技術中心のトレーニング、試合形式での総合トレーニングがあり、さらに試合3日前から試合翌日のリカバリートレーニングと細かくグループに分かれて行っています。写真は審判の練習風景です。
●メディカルパートの業務
練習帯同のメディカルチームは、トレーナー業務を行います。具体的には、練習のモニターリング、予防のテーピングやケガの応急処置、ストレッチングや傷害の予防プログラムのサポートなどです。写真は再発予防のテーピングです。
また、試合前日の審判たちは、ホテルの敷地内で軽いランニングなどを行った後にマッサージや治療を受けます。試合翌日の審判は、ホテルのプールでリカバリーのセッションを行います。
治療室や治療の様子は、次回にお伝えしたいと思います。
こちらは、紅葉も終わり、季節は冬です。日本の夏が恋しいです。
私のブログもご覧ください。 http://blog.goo.ne.jp/tmsblog-tsumaki
それでは、また。
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妻木充法(つまき・みつのり)
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