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『筋膜クレンジングテクニック メルトメソッド』監訳者・中村格子先生インタビュー [2017.06.06]

ポールなどを使って結合織内を新鮮な水分で潤わせることで、慢性的な痛みをとりはらい、自律神経を整えるセルフケアメソッド「メルト」。筋膜や結合織の最新情報も記載されているメルトの解説書『筋膜クレンジングテクニック メルトメソッド』(医道の日本社刊)が発行となりました。出版を記念して、監訳者の中村格子先生に今全世界で大ブームのメルトメソッドの魅力と活用法をお話しいただきました。

筋膜の水分不足を改善する
スポンジに水を含ませるような繊細な動きが特徴


――数々のセルフケアやエクササイズに精通されている中村先生ですが、メルトメソッドのどのような点がおもしろい、特徴的だと思いましたか?

メルトに惹かれた点は、とにかく「やさしい動き」で「気持ちが良い」ことです。日本人は「痛いからこそ、良く効いている」と思いがちです。しかし、メルトの場合は、心地良い動きで、快適さだけが残ります。「痛みに敏感な方にも勧められるトリートメント」だと強く感じました。

同じように筋膜にアプローチをする筋膜リリースだと、人によっては刺激が大きすぎて、痛みが生じることもあります。対してメルトは、筋膜に新鮮な水分を流し込むことが目的で、動きはとても小さいです。ゴリゴリと無理に圧迫したりせず、「スポンジに水を含ませるような繊細な動き」で身体を整えるところが素晴らしいと思います。

また、本文を読み進めていくと著者のスーさん(Sue Hitzmann)はご自身もフィットネスのプロですが、身体を動かすことや感じる事が私と同じように大好きなんだと伝わってきて、とても親近感がわきました。セルフケアやエクササイズは、「やってみないとわからない・体感してみて初めて納得すること」が多くあります。スーさんは体性感覚がとても優れていて、理論だけではなく実際に「身体のこの部分をこう動かすと、上手く調整できる」と理解したうえで、メルトの動きを開発しています。私も身体を動かすときに、いつも微細な感覚を意識しているので、メルトの動きをしていると「そうそう、この感じ! スーさんはわかってるな〜この変化をちゃんと認識しているんだ!」と心から感じます。

彼女は大変勉強家で、それゆえにメルトはとてもよく考えられたメソッドです。文中にも、鍼、指圧、経絡、アナトミートレイン、リフレクソロジー、ロルフィング®、クラニオセイクラル、ニューロマスキュラーセラピーなどの言葉が出てきますが、温故知新とでもいいましょうか、受け継がれてきた考え方を大切にして、基本に忠実な理論と動きでまとめているのです。「わかる人には、わかる」のがメルトメソッドです。

一般の方には少し難しいかもしれませんが、治療家やボディーワーカーなど、専門家が読むとまさにツボにはまり、「本当に良くまとまっているな」と感じるのではないでしょうか。

――メルトメソッドでは、「痛みや不調の原因には、筋膜の水分不足が隠されている」と言われています。「筋膜の水分不足」や、「ストレスのつまり(Stuck Stress)」が影響している症状にはどんなものがありますか。

滑走性が悪い患者さんを診察していると、筋膜の水分不足を感じます。また、筋膜内の流れの滞りが心身に影響を及ぼしていると感じることもあります。

例えば、自律神経や更年期の影響で、身体がガチガチに硬くなったり、心が不安定になっている状態です。神経系やホルモンのバランスが崩れて身体が硬くなっているのか、身体が硬くなっているからメンタルにまで影響が出ているのか、どちらが先かはわかりませんが、こういった不調も体内の流れが滞ったことが一つの原因ではないか、と考えられます。

 

⇒つづきは医道の日本社の女性のための健康情報サイト
「Lively Woman(ライブリーウーマン)」でお読みください。


http://livelywoman.jp/feature/20170601-1802.html

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