(7)短趾伸筋テクニックと短趾屈筋テクニック

適応
  • 交感神経(「闘争または逃走」)を鎮める。
  • ゆっくりとした自動運動を誘導する。
  • 固有感覚の増加。
目的
  • 短趾伸筋と短趾屈筋をリリースし、バランスを取る
ルカウ
短趾伸筋と短趾屈筋です。短趾屈筋は足底筋膜の裏を通っています。足底面です。逆の背面上では短趾伸筋が通っています。この足では、こちらが短趾屈筋で、こちが短趾伸筋です。足趾を上げてみて、私の手に抵抗して引き上げてみてください。少短趾伸筋が見えます。これが短趾伸筋です。私の手で組織に引っかけて、足趾をカーさせると、リリースできます。今は足の上側と短趾伸筋を考えています。私の指は短伸筋に引っかけていて、患者は固定した指の下でカールして伸ばしています。どうでか? 足趾へと扇形に広がっている小さい筋の腱全体を足関節まで伸ばしていきます足趾をカールしてください。そうです。今度は足の裏で、私の母指で短趾屈筋に引っけます。足趾を持ち上げてください。
女性
さらにやりにくいです。
ルカウ
ええ。少しやりにくいはずです。力を抜いて。足底筋膜に施術を行うまではよくからないでしょう。上げて、力を抜いて。上げて。皆さん見えますか。この拳のツーも組み合わせることができます。これは個々の足趾の深部にある特定の層に行う場合す。これをリリースさせたいのです。このテクニックは両側が収縮した槌状足趾症に応となります。特に槌状足趾症では、足趾関節周辺で施術を行います。関節、足趾関周辺の線維性の関節包、近位の趾関節のリリースをします。
女性
槌状足趾症がひどくて、踵に激しい痛みがある患者がいます。患者さんが来たら改善するのに何回のセッションを行うでしょうか?
ルカウ
「重篤な槌状足趾症の患者に何回のセッションを行うか」「改善までどれくらいかるか」ということですね? 1回のセッションで患者は可動性が高くなっているのをじます。私の祖父のような長期のものに関して言えば、祖父の治療法を調べなければらなかったので、多くのセッションが必要でした。祖父には時間をかけて施術を行い、回ほどで祖父は運動できるようになりました。そのときに90代でした。ですから、そぐらいの歳ですと、組織の反応もゆっくりです。すぐに変化に気づきますが、長期的変化にはセッションを繰り返し行うことが必要です。背面と底面の短趾伸筋と短趾屈でした。

(最後のインタビュー部分の訳は割愛)