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2006.12.18

第10回日本代替・相補・伝統医療連合会議(JACT)
第6回日本統合医療学会(JIM) 合同大会 2006 in 名古屋 が開催

 「第10回JACT・第6回JIM合同大会」が12月9日(土)〜10日(日)の2日間、愛知県知多郡の「あいち健康プラザ」にて開催された。JACTとJIMの合同大会としては昨年に続き2回目となる今回は、JACTのテーマを「なぜ今、代替・相補・伝統医療なのか?― 自然の叡智に学ぶ―」、また、JIMのテーマとして「治療から予防の時代へ― 日本の真ん中から統合医療を目指す―」を掲げ、参加人数が約2000名という非常に大規模な大会となった。

 大会初日の主なプログラムは、特別講演「統合医療の夢」渥美和彦氏(JACT/JIM理事長、東京大学名誉教授)、JACT大会長講演「統合医療確立のために医学教育の充実を」(渡 仲三氏・名古屋市立大学名誉教授)。また、2日目は、JIM大会長講演「統合医療における歯科の役割」(土屋友幸氏・愛知学院大学)に続き、特別講演「統合医療の臨床と実践」(帯津良一氏・帯津 三敬病院名誉院長)が行われた。午後には、JACT・JIM次世代委員たちによる討論会「未来を担う医療者の集い」(司会:鈴木洋道氏・川嶋朗氏)には渥美和彦氏も特別発言者として参加、統合医療の未来について活発な意見が取り交わされた。その他、全5題のシンポジウム、対談、鼎談、分化セミナー、ポスター展示など充実した内容の大会となった。

(同大会については『医道の日本』2007年2月号・口絵に掲載予定)

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2006.12.13

第45回 日本臨床鍼灸懇話会全国集会 東京大会 開催

 12月9、10日の両日にわたり、日本臨床鍼灸懇話会全国大会(会長・木下滋氏)が東京大学で開催された。5題の臨床討論では、ベテランの臨床家たちがそれぞれ症例を発表し、フロアと討論を展開。「検査の数値はどうなっているのか?」「(この症例の)患者の満足度はどの程度だったと考えるか?」など丁々発止の緊張感あるやり取りがなされ、終了後に発表者は一様にプレッシャーから解放されてほっとした表情を見せた。
 その他、尾崎朋文氏(日本臨床鍼灸懇話会)による教育講演U「鍼灸での医療事故・過誤症例に学ぶ −患者や家族との信頼関係の重要性を中心に−」や特別講演『臨床鍼灸師のありかた 過去・現在・未来 −代田文彦先生が教示された鍼灸師像』(山田勝弘氏・全日本鍼灸学会東京地方会会長)なども行われ、充実した内容の大会となった。

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2006.12.13

千葉大学 柏の葉鍼灸院がオープン! 望まれる東洋医学の拠点としての役割
 昨年11月22日、つくばエクスプレス「柏の葉キャンパス駅」にオープンした大型商業施設「ららぽーと柏の葉」。その3階の一角に千葉大学が鍼灸院を開設し、「国立大学法人ではおそらく初めての試みでは」と話題を呼んでいる。

 同20日に行われた開所式の時点で「すでに12月上旬までの予約が埋まっており、再診の予約がとりにくい状況」と言う松本氏の言葉からも、市民の関心の高さがうかがわれる。

 「このあたり一帯は、これから開発がどんどん進んで人口が増えていきます。市民の方々と一体になって、病気にならない町づくりに東洋医学の視点から貢献できるように、頑張ります」。今後の松本氏と柏の葉鍼灸院の動向に期待したい。


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2006.11.24

全日本鍼灸学会が国際シンポジウムを開催
世界の研究者が変形性膝関節症(膝OA)に対する鍼灸治療のエビデンスを検討
 社団法人全日本鍼灸学会は11月20日、21日の2日間、世界の研究者を京都に集め、「エビデンスに基づく鍼灸治療の現状」と題した国際シンポジウムを開催した。

 シンポジウムは初日に各国の研究者が変形性膝関節症(膝OA)に対する鍼灸治療のエビデンスについて検討を行い、2日目に日本の研究者が日本鍼灸の歴史や現状などを紹介する形で進行。特に初日はAdrian White氏(Acupuncture in Medicine編集長)をはじめとする各国の研究者が自身の研究を発表し、シャム鍼とプラセボの関係や鍼による有害事象、鍼の軽い接触がもたらす効果といった多彩なトピックスを交えて、膝OAに対する鍼灸治療の有効性、安全性、費用対効果について検討した。

月刊「医道の日本」ではシンポジウムの印象記の掲載を予定している。

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2006.11.9

WHO経穴部位国際標準化公式会議開催! ついに361穴すべて合意へ
 WHO(世界保健機関)による経穴部位国際標準化公式会議が、10月31日からの3日間、つくば国際会議場で開催された。

 会議には日本、中国、韓国をはじめ、オーストラリア、モンゴル、ベトナムなどWPRO(世界保健機関西太平洋地域事務局)に管轄されている国とAAOM(米国東洋医学会)などの鍼灸団体から代表者が集結。日本からは第二次日本経穴委員会作業部会のメンバーが参加した。

 初日はオープニングセレモニーに引き続き、経穴部位を決める際の原則などを確認。午後から本格的な経穴部位の話し合いに入り、2日目の夜までに361穴を検討し終え、すべての部位で合意に至った。なお、これまでの非公式諮問会議で2案併記となっていた6穴については、それぞれ2案あるうちのどちらの案を先に記すかを決めるために、各国1票による多数決投票を実施。これにより、たとえば水溝は日本と韓国が推していた案が2案併記の先に記され、中衝は中国と韓国が推していた案が先に記される形となった。

 3日目は、経穴図の様式や今後の予定などについての話し合いがもたれ、崔昇勲氏(WPRO伝統医学諮問官)の挨拶の後、期せずして沸き起こった拍手とともに会議は幕を閉じた。WHOでは今回決まった経穴部位(英語表記)を早い時期に冊子にまとめたいとしている。

 医道の日本12月号(12月1日発行)では、第二次日本経穴委員会作業部会のメンバー(形井氏、篠原氏、浦山氏、坂口氏、小林氏、河原氏、香取氏)による会議の詳細な報告を掲載予定。
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2006.11.9

日本伝統鍼灸学会第34回学術大会開催
2006年11月4日、5日 大分県別府市 ビーコンプラザ 国際会議室
 大会1日目、九州国際大学教授・石田秀実氏は「実体理論、機能理論と経絡現象――黄龍祥説批判を手がかりとして――」の教育講演を行った。

 提案として石田氏は「他国の鍼灸のあり方をみるかぎり、日本は研究機関が必要。WHOのようなかたちではなく、日本独自のかたちで」と語り、鍼灸大学の役割を強調した。質疑応答ではフロアからの「鍼灸師は時に医者以上のことができるのではないかと思う」という声に対し、石田氏は「カウンターメディスンを目指すのであれば、医学生と同程度の勉強が必要ではないか」と返し、鍼灸の教育は専門学校レベルで甘んじている時代ではないと痛烈な意見を述べた。

 (同大会について『医道の日本』12月号口絵に掲載予定)。
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2006.11.1

日本中医学交流会 2006年鍼灸分科会学術大会 8月27日東京都北区 北とぴあ
 8月27日、日本中医学交流会の鍼灸分科会学術大会が、東京都北区の北とぴあにて開催された。日本中医学交流会は今回で4回目だが、分科会は3回目で、鍼灸分科会の単独開催は初の試みであった。「中医学」という共通のキーワードを持ちながらそこに存在する「相違」をテーマに、5人の治療家(植松秀彰氏、呉澤森氏、服部米子氏、伴尚志氏、藤井正道氏)を迎えて、文字通り5人5色の治療法を披露した。会場には約180人の参加者が集まった。
 まず午前は、シンポジウム「臨床から弁証論治を語る」が行われた。各氏がそれぞれの治療法の特徴を述べたあと、フロアとの質疑応答へ移った。
 午後は各氏による公開実技が開かれた。植松秀彰氏は視床出血で振せんが強い患者の初期の様子と治療後を実際の映像で紹介し、鍼の微調節の実技を見せた。呉澤森氏は「ひびき」と、鍼操作時の手感覚の重要性を示した。服部米子氏は耳鼻治療で参加者の頭部、顔面等に次々と刺鍼を施し、熱心な参加者同士が携帯カメラで置鍼された互いの顔を撮影する光景も見られた。
 伴尚志氏は一元流鍼灸術の実技を詳細に行った。大阪で治療院を営む藤井正道氏は、風土に合わせた治療をすることにポイントを置いた。湿邪の多い大阪では灸法を多用して治療にあたるという。
 公開実技を終えた各氏は「勉強に終わりはない」「知識の更新が必要」「患者の顔色に注意しながら刺鍼する」など、参加者へメッセージを述べ、大会会長・浅川要氏の閉会の辞で締めくくった。
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2006.11.1

日本スキンタッチ協議会2006
2006年8月26日〜27日 会場:森ノ宮医療学園専門学校
鍼灸師による子育て支援活動!
 8月26日・27日の両日にわたり、「育児を応援しよう!鍼灸師にできること」をスローガンに、親子スキンタッチの全国大会が森ノ宮医療学園専門学校にて開催された。
 親子スキンタッチ法とは、子どもの皮膚をなでたり軽くこすったりして刺激を与える「子供のツボ健康法」。古くから行われている小児鍼をアレンジしたもので、家庭で簡単に行えるようスプーンや歯ブラシ、ドライヤーといった身近にあるものを利用する。小児鍼の普及を目的として、親子の絆を深め子供たちが健やかに成長できるようにとの願いから、鍼灸師が保育所や幼稚園等を回り子育て中の親にスキンタッチを指導する活動を進めている。
 大会は、日本スキンタッチ協議会議長の恒石真氏の講演「スキンタッチって何?」、小児鍼の講演・実技「もっと知りたい 小児鍼の素晴らしさ」(座長:大上勝行氏、演者:井上悦子氏、清水尚道氏、鈴木信氏、谷岡賢徳氏)、シンポジウム「スキンタッチ活動の展望」(司会:篠原新作、シンポジスト:大崎一葉氏、大塚康子氏、杉原安子氏、寺田薫子氏)、スキンタッチ指導者講習会などの多彩なプログラムが催され、全国から鍼灸師(学生含む)167名が参加した。なかでも2日目に開催された市民公開講座「親子スキンタッチ教室」(司会:松野光次)は30組100名の親子連れが参加し、立ち見がでるほどの盛会だった。
(報告 篠原新作)
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2006.11.1

広橋トレーナー、日本代表に帯同!!
開催場所:カナダ・ビクトリア 日時:2006年8月17日〜20日
@大会中、緊張気味の選手たちをプールサイドでケア
Aカナダのトレーナーと広橋氏
Bグアムでの第一次合宿。プールでの練習風景
C高地合宿が行われたアリゾナ州立大学
 鍼灸マッサージ師の広橋憲子氏(筑波技術大学非常勤講師)が8月17日〜20日、カナダで開催された「パンパシフィック水泳選手権大会」の日本代表チームにトレーナーとして帯同した。広橋氏は大会前の高地合宿にも帯同し、約40日間、選手たちのケアを行った。選手はアテネオリンピック金メダリストの北島康介や柴田亜衣、そのほか山本貴司、伊藤華英、中村礼子など、現在の日本競泳陣のトップスイマー男子25人、女子17人の計42人だった。
 まず、第一次合宿がグアムで一週間行われた後、7月にアメリカのアリゾナで、1カ月間の高地合宿が行われた。「2年前のアテネオリンピックの時も日本代表に帯同して同じ場所に来ていたので、施設などに慣れていて助かった」と言う広橋氏。午前中は、ホテル内に設けたトレーナーズルームで、休日の選手のケアにあたった。手が空いたら自転車に乗ってプールに移動。練習途中の選手からの調整依頼や、練習後のストレッチを行い、夕食後は、1人平均30分でケアをするという毎日だった。
 本番の大会期間中は、プールサイドに携帯ベッドを持ち込んで、出場直前のケアを行った。そして試合後は、選手たちのホテルの部屋で施術した。
 「施術は、マッサージや鍼灸を中心に行いました。筋肉などの運動器への処置だけでなく、消化器系や婦人科系等など様々な愁訴に対する要望が選手から多く、鍼灸を活用する機会も多かったです」(広橋氏)
 ドーピング検査への心配なしにスポーツ選手の体調を良い状態に保つことができるのも、鍼灸治療の強み。「今後ますます鍼灸マッサージのニーズが増える」と広橋氏は手ごたえを感じたようだ。
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2006.11.1

2004年度の療養費取扱い推計が公表される
 8月30日、鍼灸マ保険推進協の実務者と厚労省保険局医療課担当者との実務者協議において、2004年度の療養費取扱い推計が発表された。
 鍼灸の療養費は前年度比で13.4%(18億円)伸び、総額152億円に達した。一方、マッサージの療養費は11.0%(21億円)の伸びで、総額212億円となった。
 01年6月に同実務者協議が始まって以来、鍼灸の取扱い額は毎年上昇している。この件について(社)日本鍼灸師会保険局長の大口俊徳氏は「02年6月に期間・回数の規制が撤廃になり、03年度の伸びにつながりました。また、04年10月に鍼灸マッサージの取扱い留意事項の通知が出され、それまで各保険者の裁量に任されていた運用が全国一律に取扱われることになりました。その結果、取扱いが進んでいない市区町村にとって問題の少ない運用となったことも04年度の療養費の取扱い額が伸びている要因と思われます。鍼灸師が1件でも多くの保険取扱いをすることが運用の改善につながるため、1人でも多くの鍼灸師に協力を仰ぎたい」と述べている。
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2006.11.1

第二次日本経穴委員会作業部会 第22回会議開催
 WHO(世界保健機関)による経穴部位国際標準化に向け作業を進めている第二次日本経穴委員会作業部会の第22回会議が9月16日、東京・大塚の全日本鍼灸学会事務局で開催された。
 10月31日からの3日間、つくば国際会議場で開催される公式会議を目前に控え、今回は形井秀一委員長、篠原昭二副委員長をはじめ、浦山久嗣、河原保裕、小林健二、坂口俊二の各委員が参加。主な議題として、@日中韓3カ国が作成した部位案の英語表記のチェック、A日本語表記の再確認、B公式会議に向けた準備作業や今後のスケジュールの確認などが行われた。
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2006.11.1

第15回あマ指師、はり師、きゅう師、柔整師国家試験の日程が決定
 来春、実施される第15回あマ指師、はり師、きゅう師、柔整師国家試験の日程が厚生労働省のホームページにて発表された。次の日程で施行される。
●あん摩マッサージ指圧師試験 2月24日(土)
●はり師試験         2月25日(日)
●きゅう師試験        2月25日(日)
●柔道整復師試験       3月4日(日)
なお、試験の詳細については厚生労働省ホームページ内の各試験案内を参照。
(http://www.mhlw.go.jp/general/sikaku/index. html)
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2006.11.1

松久正氏、ガンステッド・サムライセミナー開催
 医道の日本誌連載中「米国におけるカイロプラクティックの現状」の筆者でもある松久正氏が、真のガンステッド・カイロプラクティックを適切に日本へ広めるための治療家養成講座「ガンステッド・サムライセミナー」を9月9日、10日の2日間、東京都・ハートンホテル東品川で開催した。
 本セミナーの受講者はRMIT大学(オーストラリアにあるカイロプラクティック大学)などを卒業しWFC(世界カイロプラクティック連合)などの国際教育基準をクリアした8名。講師は米国ガンステッドセミナー総責任者のジョン・コックスD.C.が務め、松久氏が通訳兼講師補助としてついた。セミナーはガンステッドの基本となるセオリーやスピリットを中心に、ナーボスコープの使い方、実技、患者との接し方、鑑別診断、臨床、そして経営的な面まで網羅する充実した内容となった。
 本セミナーについて松久氏は「このセミナーは医療の革命をめざす、真のガンステッド侍を養成することを目的に開催しました。日本におけるガンステッド・カイロプラクティックの土台を固めるため、私の同志として本気で取り組んでくれる人を育てていきたい。そして将来的には現代医学の原点を一緒に変えていきたい」と熱く語った。
 今後もセミナーは日本と米国で行われ、資質が備わった者には数回試験を行う。合格すれば、米国ガンステッドセミナーより認定証やメダルが、最高レベルの合格者にはエンブレムが授与されるという。
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2006.11.1

神奈川の活発な取り組み 全日本鍼灸学会神奈川地方会、スポーツ鍼灸セラピー神奈川
 9月10日、神奈川県藤沢商工会議所にて(社)全日本鍼灸学会神奈川地方会第132回定例研究会(スポーツ鍼灸セラピー神奈川合同)が行われた。
 第1部では東京医療専門学校の元吉正幸氏が「身体技法と鍼灸治療」と題して、講演と臨床動作法の実技を行った。第2部では日本スポーツアロマトレーナー協会の神崎貴子氏が登壇、アロマセラピーの概論を述べたあとマッサージの実技を行った。参加者約50名のうち大多数が「アロマ初体験」だったが、実際に好みのアロマオイルを作り、参加者同士でハンドマッサージを施し合うなど、賑わう会となった。
 また、スポーツ鍼灸セラピー神奈川は9月17日、創立10周年記念式典を崎陽軒本店にて開催した。同会は1998年のかながわ・ゆめ国体以降もスポーツイベントで鍼灸マッサージによるトレーナー活動を続けてきた。その結果、昨年、県の体育協会トレーナー部会から県立10高校に対してトレーナー派遣を行うようとの決定を受けた。式典ではそういった同会の10年にわたる地道なあゆみも紹介された。基調講演にはロサンゼルスオリンピック男子体操金メダリストの具志堅幸司氏を講師に迎え、現役時代のコンディショニングに鍼灸マッサージが深く関わっていたことなどが語られた(写真)。懇親会では来賓から「神奈川に来ると元気が出る」との声もあり、同会の取り組みが各地方にも活力をもたらしている様子も窺えた。
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2006.11.1

東京女子医科大学附属東洋医学研究所が第3期鍼灸臨床研修生を募集
 東京女子医科大学附属東洋医学研究所が第3期鍼灸臨床研修生を募集している。要項は次のとおり。
資  格:35歳未満の晴眼者で2007年3月に鍼灸免許取得予定者(新卒者)
募集人数:若干名
研修期間:1年間(2007年4月〜翌年3月)
選考方法:書類選考、筆記試験、小論文、鍼灸実技、面接
試験日時:2007年2月3日(土)
申込締切:2007年1月12日(金)
(問い合わせ:東京女子医科大学附属東洋医学研究所 蛯子 FAX03−3340−0827
E-mail:ikyoku@iom.twmu.ac.jp)
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2006.10.17

第48回経絡治療夏期大学開催
 8月7〜9日、第48回経絡治療夏期大学が東京都千代田区の総評会館と全電通ホールで開催された。第一線で活躍する鍼灸師のもとで、経絡治療の基本となる四診法や脈診法から、実際に臨床で成果をあげている独特の治療法までを学べるため、毎年のように受講する「リピーター」も急増。会場は積極的に講師に質問したり講義後にお互い復習をしあう熱心な受講生らで埋まった。
 カリキュラムは例年通り、普通科、高等科、研究科、研修科に分かれ、「経絡治療入門とその到達点(普通科)」(岡田明三氏)、「祖脈の種類と意義(高等科)」(池田政一氏)の講義をはじめ、研修科の多彩な実技指導などに多くの受講者がつめかけた。
 1日目夜の懇親会は受講生らの表情もリラックスして、なごやかな雰囲気に。また、恒例の2日目のナイトセミナーでは、藤崎健吉氏による講演「LOHASと代替医療〜新たな時代のより良い医療サービスを考える〜」が行われ、藤崎氏は社会や企業のLOHAS的な動きを紹介しつつ、現在求められている医療のあり方について語った。
 2日目からは台風の影響により不安定な天候だったが、約530名の受講者と講師らスタッフを含む約600名の参加者は、3日間のカリキュラムに集中して取り組んでいた。
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2006.10.17

中医美容をより多くの人に! アジアン・ビューティ・セミナーが開催
 後藤学園ライフエンス総研主催の「アジアン・ビューティ・セミナー」が8月1日、東京・台場にあるホテルグランドパシフィックメリディアンで、エステティシャン、鍼灸師ら約70人の参加者を集め行われた。基本的には「中医美容」をテーマとしたセミナーだが、米国での美容鍼灸の第一人者とされるエリザベス・ウェイクフィールド女史の今セミナーに寄せられた挨拶が最初に読み上げられるなど、全体に鍼灸を前面に取り上げた内容となった。講師は後藤学園中医学研究部長の兵頭明氏、日本中医美容研究会の北川毅氏、YOJO SPAセラピストのNAOKO氏。
 兵頭氏は、「東洋医学から考える顔・肌の生理〜トータル・ビューティーの視点から」と題し、海外のトピックスや「アジアン・ビューティ」のベースである中医美容の考え方や五臓と美容との関係を健康度チェック表(兵頭氏オリジナル)などを使い、わかりやすく解説を行った。北川氏は「中医美容概論」と題し中医美容の概要や治療への実際の応用のしかたについても具体的に説明し、顔面への剌鍼の実技も行った。また「中医美容」とは「健康という基礎の上に成り立つ美」を目指すもので、それを支えることができる鍼灸師こそその担い手としてふさわしい職業であり、新しい活躍の場であることを訴えた。
 最後にはNAOKO氏による中医学の理論と手法を応用したトリートメントの施術も行われ、質疑応答の時間には多くの参加者から「感動した」「素晴しいテクニックに驚かされた」などの賛辞が贈られていた。
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2006.10.17

第20回間中賞奨励賞は西村久代氏に
 今年で20回という節目を迎えた間中賞が発表された。本年は間中賞の受賞者はなかったが、許K問リハビリ研究センターの西村久代氏が本誌2005年1月号から12月号まで連載した『実践・在宅ケアテクニック』が間中賞奨励賞に輝いた。
 在宅ケアの最前線に立つ西村氏が、その経験・知識を出し惜しみすることなく披露した本連載は、すぐにでも実践できるテクニックはもちろんのこと、介護分野での鍼灸の今後の可能性も考えさせられる意義深いものであった。新たな道を切り開く西村氏のますますの活躍が期待される。
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2006.10.17

「鍼灸マッサージを考える国会議員の会」新人事で始動
 「鍼灸マッサージを考える国会議員の会」役員会が、7月11日自民党本部会議室にて開催された。
 今回の役員会では、会長の橋本龍太郎元首相が昨年の衆議院解散をもって政界を引退したことを受け、新人事を決めた。当日は議員7人と、鍼灸マッサージ保険推進協議会から相馬悦孝日本鍼灸師会会長、杉田久雄全鍼師会会長、時任基清日マ会会長、笹川吉彦日盲連会長、および協議会実務の大口俊徳氏、吉井保氏が出席した。新役員は次のとおり決定した(敬称略)。
 会長:伊吹文明
 顧問:片山虎之助、津島雄二、丹羽雄哉
 副会長:尾辻秀久
 幹事長:阿部正俊
 幹事:鈴木俊一、長勢甚遠、塩崎恭久、石原伸晃、木村義雄、武見敬三
 事務局長:大村秀章
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2006.10.17

労災保険鍼灸あマ指師の施術料金 算定基準一部改定、8月1日より施行
 厚生労働省による健康保険の改正を受けて、労災料金の改定が行われた。8月1日から適用される。改定点は次のとおり。
 ●往診料
 (基本額)現行2,250円→改定後2,240円
 (加算額)現行では2qごとに960円加算されていたが、改正後は片道8qを超えた場合については一律2,880円の加算となる。
 ●施術料
 温罨法の併施  現行100円→改定後 90円
 変形徒手矯正術 現行520円→改定後530円
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2006.10.17

東洋医学を学ぶ若人の祭典「第2回関西中医学ネットワーク合宿勉強会」開催
 「第2回関西中医学ネットワーク合宿勉強会」が8月5日から3日間、「湖底滋・琵琶湖」で開催された。東洋医学を学ぶ関西近辺の鍼灸大学や専門学校の合計12校から学生110名が集まった。企画に携わった全メンバーがボランティアで、関西鍼灸大学中医学研究会のスタッフが中心となり、協賛金や寄付などを一切募らず運営にあたった。
 勉強会の1日目は孫杰氏による「東洋医学悠々五千年」の講演が行われた。続く分科会では関真亮氏の「中医占穴学の理論と実践」、北川毅氏の「中医美容学入門」「はまる中国鍼」、大谷康弘氏の「喜怒哀楽と五臓六腑」が開かれ、熱心な学生による質疑応答が繰り広げられた。
 2日目は学生主催の「弁証トレーニング」、3日目は奈良上眞氏の「中医診断学の理論から応用」、王財源氏の「中医学ってなぁに?」と題した講演が行われた。
 なお2007年8月には関東と関西で「サマー交流会」を共催することが決定している。
 (関西鍼灸大学 王財源氏・報)
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2006.10.17

「卒後鍼灸手技研究会」が発足
 第1回卒後鍼灸手技研究会(通称 卒後鍼灸)が7月23日、東京都立文京盲学校にて開催された。
 同会は、あはき師及び免許取得見込み者に研修の機会を提供することにより、現代社会に対応できる質の高いあはき師を育成すること、会員相互の親睦を深めることを目的としている(年6回開催予定)。今回は、同会会長の筑波技術大学保健学科教授の坂井友実氏による「間欠跛行の鑑別と鍼灸治療」をテーマに、90名を超える参加者が集まった。講演と実技の2部構成で行われ、講演では、血管性間欠跛行を中心に閉塞性動脈硬化症の定義・分類・鑑別方法から診断方法・現代医学的治療法などを踏まえた内容となった。また実技では、下肢の筋を対象に低周波鍼通電療法を行っただけでなく、骨神経の神経パルスなども盛り込まれる内容であった。
 10月22日には変形性膝関節症をテーマに第3回目の研究会が行われる予定。
 (筑波技術大学 坂井友実氏・報)
 (問い合わせ:社会福祉法人国際視覚障害者援護協会内 山口 tel.03−5392−4002)
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2006.10.17

鍼刺激は脳にどう影響するか? 鍼灸師が専門家の研究会で発表を行う
 7月15日、東京都・千代田区の東京商工会議所ビルで開催された第12回脳代謝モニタリング研究会において、鍼灸師の北川毅氏(YOJO SPA)が日本大学脳神経外科との共同研究の成果を発表した。
 「鍼治療中の大脳皮質賦活酸素代謝変化」と題した発表は、鍼によるひびきが脳酸素代謝にどのような影響を与えているのかについてマルチチャンネルNIRS(近赤外分光法)を用いて検討したもの。10分程度の発表だったが質疑応答では専門的な質問が次々となされ、そのたびに日大の共同研究者が代わりに質問に答える連携プレーでなんとか乗り切る一幕もあった。
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2006.10.17

筑波技術大学保健科学部附属東西医学 統合医療センターが2007年度鍼灸研修生募集
 筑波技術大学保健科学部附属東西医学統合センターが2007年度の研修生を募集している。説明会と募集については次のとおり。
 ●説明会日時:10月9日(祝)13時より
  会場:統合医療センター2階
 ●一次募集選考日:12月3日、応募締切11月17日
 /二次募集選考日:2007年3月4日、応募締切
 2007年2月16日。
 ●選考方法:面接および小論文(応募が多い場合は予め書類選考あり)
 (問い合わせ:〒305−0821 茨城県つくば市春日4−12−7
  筑波技術大学保健科学部附属東西医学統合医療センター 津嘉山洋
  tel.029−858−9593 tsukayama@k.tsukuba-tech.ac.jp)
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2006.10.17

新宿鍼灸柔整専門学校キャンパス内に日本伝統医療科学大学院大学を併設予定
 学校法人小倉学園は、新宿鍼灸柔整専門学校のキャンパス内に日本伝統医療科学大学院大学を併設する。2007年4月開学を目指し、現在文部科学省に認可申請中。設置するのは統合医療研究科で、臨床鍼灸学専攻(修士課程)10人、収容定員20人を予定している。詳細は11月末に決定し、入学希望者を募集する。
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2006.10.1

第57回 日本東洋医学会学術総会
 第57回日本東洋医学会学術総会が6月23日〜25日の3日間、「21世紀の日本の東洋医学の進路:伝統の継承と新しい発展」を大会テーマに大阪国際会議場で開催され、約2600人が参加した。
 プログラムでは、大会会頭の大澤仲昭氏(藍野学院短期大学学長)が「日本漢方の伝統を守る」を講演したほか、特別講演「プロテオミクスと東洋医学〜最先端医学からみる東洋医学の神髄〜」、教育講演「日本漢方諸学派の流れ」、特別シンポジウム「21世紀の日本の東洋医学の進路を探る」、シンポジウム「漢方のEBMはどうあるべきか」などが行われ、大会テーマに示されている東洋医学の新しい発展とは何か、伝統を継承するにはどうすればいいかを考えさせる内容のものが目立った。
 鍼灸については、「鍼灸」の分科会で発表された一般演題26題はもちろん、「医学史」や「泌尿器科疾患」といった分科会でも鍼灸の発表が行われた。またワークショップ「病院医療における鍼灸―現代における鍼灸の役割を考える―」では、漢方を用いる医師から鍼灸の効果について質問が出されるなど、鍼灸に対する関心の高まりが感じられた。
 次回は2007年6月15日〜17日の3日間、広島国際会議場にて開催され、ノーベル物理学賞を受賞した小柴昌俊氏の特別講演などが予定されている。
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2006.10.1

経穴部位の国際標準化に関する 第3回TFTミーティング
 経穴部位の国際標準化に関する第3回TFTミーティングが、6月27日〜29日の3日間にわたって、韓国・大田の国立韓医学研究所(KIOM)にて開催された。WPRO(WHO西太平洋事務局)の崔昇勲伝統医学諮問官を始め、各国から2人ずつの代表者が出席し、日本からは第二次日本経穴委員会作業部会委員長の形井秀一氏と副委員長の篠原昭二氏、中国からは黄龍祥氏、譚源生氏、韓国からは金容 氏、貝成泰氏が参加した。
 3月に開催された第6回非公式会議ですでに361穴の経穴部位が合意に至っているが、@一部矛盾がある中国語表記について再検討、A中国語から英語への翻訳作業、B秋の経穴部位標準化公式会議の打ち合わせなど、いくつかの懸案事項があったため、3回目となる特別委員会が開かれることになった。
 ミーティングでは3日間にわたって議論が繰り広げられ、日中韓、三カ国の合意による中国語草案が完成。今後は、中国語草案の再チェックと英語草案の作成・確認のすり合わせが終われば、10月31日〜11月2日に経穴部位標準化公式会議を迎えるのみとなる。6回の非公式会議と3回のTFTミーティングの集大成が、つくば市を舞台についに結実する。
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2006.10.1

第5回全鍼師会大会in湯田
 2006年7月9、10日、本州最西端・山口県は湯田温泉にて第5回全鍼師会(全日本鍼灸マッサージ師会)大会が開催された。湯田温泉はその昔白い狐が傷ついた足を湯につけにきたという言い伝えから「白狐の湯」と呼ばれる。大会会場「ホテルかめ福」は、詩人の中原中也記念館や足湯が楽しめる高田公園などが隣接。約430名の会員が集い、2日間を過ごした。
 同会は第1回大会から基本方針に「みんなで創ろう」を継続している。今回は「みんなで創ろう“安心の文化”」を大会テーマに掲げた。無資格対策に尽力し、「あはき等法推進協議会」加盟7団体が35万筆を集めた署名活動、国会請願を果たした後の大会らしい内容となった。ロゴマーク「安心のマーク」の徹底やPRの必要性には特に多くの声があがった。
 初日はまず川村妙慶氏(僧侶・アナウンサー)が「ココロの時代〜どうつくる、安らぎのある人間関係」のタイトルで特別講演を行った。その後3会場で各分科会が開かれた。1日目がスポーツセラピー部会「国民のための鍼灸マッサージをめざすスポーツセラピー活動」、無資格対策部会「法改正のゆくえ」、保険部会「保険取り扱いの現状とその課題」、観光地部会「観光地におけるマッサージ師の現状及び問題点」など。2日目は、流行る治療院を増やす会「安心できる経営・治療」、介護事業推進委員会「未病治という名の介護予防Part2」、学術担当者会議「みんなに望まれる学術振興とその展開について」。特に介護事業推進委員会では転倒予防教室で行うプログラムを実施し、具体的な指導のもと参加者は手足を動かして学んだ。
 今年は法人許可25周年を迎え、1日目の分科会終了後に記念式典を開催。会長表彰には90名の氏名が読み上げられ、代表者が杉田久雄会長から表彰を受けた。その後懇親会へと移り、会員は深夜まで続くナイトサロンでも親交を深めた。2日目の最後には分科会の様子を各責任者が報告し、幕を閉じた。
 来年は大阪で開催される予定。
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2006.10.1

第二次日本経穴委員会作業部会 第20回会議開催
 WHOによる経穴部位国際標準化に向けて作業を進めている第二次日本経穴委員会作業部会の第20回会議が7月8日、東京・大塚の日本鍼灸会館で開催された。
 今回の会議では形井秀一委員長、篠原昭二副委員長をはじめ浦山久嗣、河原保裕、坂口俊二、小林健二、香取俊光の各委員が出席し、メンバー全員が集まった。会議では議題として、@第3回TFTミーティング(Task Force Team Meeting)の報告、A運営団体、オブザーバー団体、協賛企業への17年度報告及び18年度活動予定、BHP作成について、C雑誌への投稿予定、などがあげられ、話し合われた。
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2006.10.1

あはき推進協(7者協)が開催 請願不採択にひるまず今後も
 あはき等法推進協議会が7月6日、東京・四谷の全鍼師会会館で開催された。会では第164通常国会に提出した「無免許マッサージから国民を守る法改正に関する請願」が衆議院・参議院ともに「審査未了」に終わったことの報告がなされ、今回の運動の総括、今後の運動の方針について話し合われた。
 今回の請願における紹介議員は、衆参合わせて339人にのぼった。特に参議院では厚生労働委員会のうち、請願の紹介議員になれない委員長、政務官の2人を除く23人全委員が紹介議員となったが、採択にはいたらなかった。
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2006.10.1

第33回 東洋医学夏季大学開催
 第33回東洋医学夏季大学が7月9日、16日、23日に兵庫県民会館で開催された。一般講座は「鍼灸適応症の鑑別診断『下肢疾患』」、公開講座は「生活に活かす東洋の知恵 スポーツと健康」をテーマに掲げた。
 一般講座では、「下肢の解剖学」(神戸大学大学院医学系研究科教授・寺島俊雄氏)、「下肢疾患の東洋医学的診断」((社)岐阜県鍼灸師会元会長・南谷旺伯氏)、「股関節・坐骨神経痛の鍼灸治療」(東洋鍼灸専門学校講師・濱添圀弘氏)、「膝関節疾患に対する鍼灸治療」(明治鍼灸大学教授・篠原昭二氏)が行われた。
 公開講座では「脊椎ストレッチウォーキングの勧め」(河村循環器病クリニック院長・河村剛史氏)、「ツボ療法へのいざない」(明治鍼灸大学助教授・片山憲史氏)が入場無料で行われた。
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2006.8.16

第55回 (社)全日本鍼灸学会学術大会開催
 6月16日〜18日の3日間、第55回(社)全日本鍼灸学会学術大会が、加賀百万石の城下町風情漂う石川県の金沢市で開催された。会場となった金沢市観光会館・金沢21世紀美術館には、1600人を超える参加者が集まった。
 鍼灸が世界的に注目を集め、他国でも研究が盛んに行われている今こそ、自分の足元である日本鍼灸の価値を再認識せねばならない――。今大会のテーマ「鍼灸の真価に確証を求めて―現代医療における鍼灸の役割―」にはそんな思いが込められており、3日間にわたり充実したプログラムが行われた。
 特別講演は「ゲノム医療時代の鍼灸に向けて―ゲノム医学からのエビデンス―」(高岡裕氏・神戸大学大学院医学系研究科クリニカルゲノムインフォマティクスセンター・ゲノム医療実践講座特務講師)、「現代中医鍼灸学の形成に与えた日本の貢献」(真柳誠氏・茨城大学大学院人文科学研究科教授)、「代田文彦東京女子医大教授が教示された鍼灸臨床の真価」(山田勝弘氏・日本鍼灸理療専門学校講師)ほか計5題行われた。またシンポジウム「鍼灸医学発展のために、学術団体はいま何をしなければならないのか」では5つの団体の代表者による活発な議論が交わされた。シンポジウムはほかに「現代医療における鍼灸の役割」「経穴位置決定の基準点を問う」「鍼灸の教育・研究と制度をどうするか」「鍼灸所見の臨床的意義と客観化」の計5題が行われた。
 そのほかに大会会長講演、実技セッション3題、ワークショップ6題、セミナー、鍼灸臨床ゼミナール、高木賞受賞講演、一般公開講座が開かれた。例年、一般口演の形式で行われていた一般演題については、今大会ではポスター発表に組み込まれ、ポスター展示室はいつでも人だかりで賑わっていた。
 2007年の学術大会は岡山県での開催が予定されている。
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2006.8.16

鍼灸需要喚起のための提言が出される
 保健医療福祉を取り巻く環境の変化、鍼灸師養成施設の急増などによって、今後、鍼灸治療の需要の増大が見込めないまま鍼灸師の数が増えた場合、鍼灸業界はいったいどうなってしまうのか。(社)日本鍼灸師会、(社)全日本鍼灸マッサージ師会、(社)全日本鍼灸学会、(社)東洋療法学校協会の4団体は将来「過当競争により様々な弊害が生まれる」ことを憂慮し、このほど鍼灸需要喚起検討会を設置して「鍼灸需要喚起のための提言」をまとめた(詳細は医道の日本誌2006年7月号132頁参照)。
 それによると、同検討会は鍼灸需要喚起のために@鍼灸の科学的根拠の確立A卒前・卒後教育と生涯研修の推進B鍼灸治療ガイドラインの作成などを提言しており、具体的には鍼灸の保険適用範囲の拡充を目的として、変形性膝関節症や高齢者のQOL向上などに対する鍼灸治療の有用性についての研究や免許更新制度の導入、さらには認定制などの生涯研修を充実させることが検討されている。6月上旬の時点で、同検討会はすでに8回を数えており、今後は鍼灸医療推進研究会(案)を設置して、具体的な作業を進めていく予定だという。
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2006.8.16

無免許マッサージから国民を守れ 署名運動、35万人に達する
 6月1日、全鍼師会会館にてあはき等法推進協議会(七者協)が開催された。今回、「無免許マッサージから国民を守る法改正に関する請願」に伴う署名運動が最終的に35万人に達することが報告され、出席者らで喜びを分かち合った。今後、この成果をもとに国に対し法改正の働きかけを行っていくことなどが確認された。
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2006.8.16

明治鍼灸大学の小田剛氏 高木賞を受賞、記念講演を行う
 6月16日〜19日に行われていた全日本鍼灸学会学術大会金沢大会において高木賞授賞式と講演会が行われた。今回選ばれたのは明治鍼灸大学の小田剛氏らで、論題は「ラット阻血下肢への鍼刺激による筋血流量の変化」。講演後は関係者らから温かい拍手が送られた。
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2006.8.16

行き詰まりをみせる「19条改正」運動
 鍼灸学校の新・増設に歯止めをかけるために展開されてきた「あはき法19条改正」運動が難しい局面を迎えている――。そんな記事が、6月1日付の点字毎日に掲載された。 記事によると、報告が行われたのは5月17日〜19日に愛知県・名古屋市で行われた第59回盲人福祉大会における、あはき協議会代議員会。19条改正の運動が行き詰まり、その代替案の進展もうまくいっていないことが明らかにされた。会員からは積極的な取り組みを求める声も上がったが、桜井俊二協議会長からは今後の進捗にも困難がともなうとの認識が示されたという。
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2006.8.16

視覚障害者限定のマッサージ資格 違憲判決が下る
 視覚障害者限定のマッサージ資格は違憲である――。そんな驚くべき判決が韓国で下された。視覚障害者の生計を脅かす可能性があるとの声もあがり、波紋を呼びそうだ。 5月29日付の朝鮮日報によると、視覚障害者のみにマッサージ師の資格を付与することが定められた保健福祉部令『マッサージ師に関する規則』の第3条第1項について、憲法裁判所合議部が賛成7、反対1、欠席1で違憲との判断を示した。視覚障害者以外の国民がマッサージ師を目指すことを根本から否定しており、著しく職業選択の自由を侵害しているというのがその理由。これにより、今後は視覚障害者以外の人にもマッサージ師になる道が開けることとなった。
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2006.8.16

オキュウは最高! 多くの外国人が鍼灸を体験
 5月23日〜25日の3日間にわたって島根県松江市で開催された第19回国際アカデミー(主催:日本青年会議所)において、鍼灸の体験ブースが設置された。 23日に世界最大級の花鳥園であるフォーゲルパークで行われたウェルカムパーティでは、世界80カ国からの海外参加者を含めて約200人が参加。兵庫県で晴香堂針灸院を開き、神戸青年会議に所属する齋藤晴香氏が、昨年に引き続き鍼灸ブースを設けて鍼灸治療と普及活動に取り組んだ。ブースには、ラトビア、パナマ、マルタ、メキシコ、パラグアイ、チュニジアなどからの海外参加者が積極的に集まり、鍼灸治療を体験した。初めて鍼灸を受けた参加者の1人は「日本の鍼はエクセレント。お灸はリラックスできて最高」とコメント。多くの人々が鍼灸の良さを体感した様子だった。(齋藤晴香氏 報)
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2006.8.16

第2回米国ガンステッド・カイロプラクティックセミナー・ジャパン開催
昨年に続き、本誌連載中「米国におけるカイロプラクティックの現状」の筆者松久正氏が主催する米国ガンステッド・カイロプラクティックセミナー・ジャパンが、5月27、28日に東京都・六本木の泉ガーデンタワー・カンファレンスセンターで行われた。 今回で2回目となる本セミナーの参加者は約70人。今年はセオリークラスとテクニッククラスに分かれて行われたが、テクニッククラスはガンステッド・テクニックが日本で正しく広まるよう参加条件を設け、条件を満たす人のみ参加できる形とした。実技では、重症型L3腰椎椎間板ヘルニア(右下肢重度運動・感覚麻痺)で、医師から「神経根ブロック注射でも改善しないため手術するしか方法がない」といわれた患者に対しジョン・コックスD.C.が第5腰椎(L5)へのアジャストメントを行った。またシェリーゴーブルD.C.による「小児カイロプラクティックの秘訣」の講演では3人の小児に対するアジャストメントが披露された。
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2006.8.16

「柔道整復の日」記念事業が開催
 4月23日、大阪市のグランキューブ大阪(大阪国際会議場)にて、「柔道整復の日(4月14日)」の記念行事が行われた。今回が3回目の開催となり、特別講演ではバルセロナオリンピック柔道金メダリストの古賀稔彦氏らが登場した。
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2006.7.1

世界鍼灸学会連合会(WFAS)国際鍼灸シンポジウム
2006年4月22〜23日 マレーシア・クアラルンプール
 世界鍼灸学会連合会(WFAS)の2006年国際鍼灸シンポジウムが「中高年における健康的な加齢に対する鍼灸と中医学」というテーマで4月22日〜23日の2日間、マレーシアのクアラルンプール・コンベンションセンターで開催された。主催はWFAS、運営はマレーシア中医師公会所属マレーシア中医師鍼灸専業学会があたり、大会会長はマレーシア中医師公会の廖徳順氏が務めた。参加者はマレーシア、シンガポール、中国、台湾、韓国、ドイツ、オーストラリア、ベトナムなどの国と地域から総勢1000名を超え、非常に大規模な会議となった。ただ日本からの参加者は筆者だけで、廖会長もこの少なさには残念がっていた。
 今回のシンポジウムはWFAS名誉主席である王雪苔氏の「経脈循行路線の現代科学的検証」にはじまり、 62の口演が四会場に分かれて行われた。発表内容としては臨床研究や理論研究が多く基礎研究が少なかったが、学術性の高いものが比較的多く、そのためか演者のほとんどすべてが研究歴の長い教授や博士、修士の学位取得者であった。
 どの会場もほぼ満席となり、会場に入りきれない参加者が通路や展示ホールで同時中継されている第一会場の発表を聞いている姿も多くみうけられた。なかでも、上海中医薬大学の戴居雲教授による「鍼灸ダイエットと美容」に関する発表は大好評を博し、地元臨床家の熱い支持を受け、入り口から参加者があふれるほどの盛況であった。
 閉会式では、次期開催地であるバリ島の紹介が行われ、参加が呼びかけられた。最後にマレーシア衛生部部長※の拿督蔡細歴氏は「鍼灸は国民の健康に貢献しており、今後の法制化を含めた鍼灸発展のために国としても支持をしていく」と閉幕の言葉を述べ、無事大会が終了した。
(報告・写真撮影:鈴鹿医療科学大学 鈴木聡)
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2006.7.1

第21回 経絡治療学会学術大会 福山大会 開催
2006年3月25、26日 広島県 福山ニューキャッスルホテル
大会テーマ 古典鍼灸術の継承
 3月25日、26日の2日間、広島県福山市の福山ニューキャッスルホテルで第21回経絡治療学会学術大会が開催された。大会テーマに「古典鍼灸術の継承」を掲げ、全国から約230人の参加者が集まった。
 1日目は、まず経絡治療学会参与の時本忠氏が「心疾患について」のタイトルで実技を交えながら会頭講演を行った。続いて6題の一般口演と、教育講演として木戸正雄氏が「変動経絡治療システムVAMFITについて」、会長講演では岡田明三氏が「経絡治療の技術論」と題し、登壇した。
 2日目は4題の一般口演のあと、日本最古の医書『医心方』の訳者・槇佐知子氏が「『医心方』の世界」の特別講演を行った。『医心方』の魅力に取り付つかれ、夜が更けるのも忘れて訳に没頭した時のことや、皇室に同書を献上した時のエピソードなどを披露した。ユーモアに富んだ槇氏の語り口に、しばしば会場から拍手や爆笑が起こった。
 シンポジウム「古典医術の必要性と継承」では浦山久嗣氏、藤木実氏、大上勝行氏がそれぞれの見解を述べた。フロアとの質疑応答では「どんな書物を読んだらいいのか」という質問に、各氏が3冊ずつおすすめの書を挙げるなど、難解になりがちな古典を簡潔に説明することが促された。
 別会場では樋口秀吉氏、石岡治樹氏の実技が公開された。大御所といわれるベテラン鍼灸師の方々も最前列で演者を囲み、技に見入っていた。
 次回は関西(場所未定)で開催予定。
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2006.7.1

日体協公認アスレティックトレーナー
全国ネットワークの構築を目指して、連絡会議を開催
 制度発足から10年を迎え、有資格者が700人を突破した(財)日本体育協会公認アスレティックトレーナー(以下、日体協公認AT)。日本体育協会は3月28日、日体協公認ATの全国的な組織化を目指し、日本体育協会公認アスレティックトレーナー連絡会議を岸記念体育会館で開催した。
 この連絡会議には(財)日本陸上競技連盟といった競技団体や各都道府県体育協会などに所属する日体協公認ATの代表者ら約80人が参加。まず日本体育協会と連絡会議運営委員長の村木良博氏〔(有)ケアステーション〕から、全国的な組織づくりの必要性や組織化ができた際の規約案などについて説明があり、続いて競技団体や各都道府県体育協会の代表者らが事例発表として、日体協公認ATが置かれている状況などについて報告した。事例発表では、地域や各競技団体によって日体協公認ATの役割や立場が大きく異なり、全国ネットワーク化には様々な問題が横たわっていることが浮き彫りになったが、村木氏は連絡会議を締めくくるにあたり、「今後、日体協公認ATが全国的に拡大すれば、全国どこでも同様のサービスを提供できるようにすることが必要となる。そのためには各地域で組織だった活動をし、日体協公認ATの存在を知らしめたい」と力強く述べ、全国ネットワーク化を図り、トレーナー活動を通してスポーツの発展に貢献していく決意を示した。
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2006.7.1

(社)日本鍼灸師会 平成18年度通常代議員会・通常総会
定款改正に伴う規定の変更、介護予防参入、勤務鍼灸師の増加などについて議論深まる
 社団法人日本鍼灸師会の平成18年度通常代議員会・通常総会が5月20日、21日にそれぞれ開催され、代議員会には代議員総数123人中119人が参加した(うち委任状数14人)。代議員会が池袋サンシャインシティ内の文化会館で、総会が日本鍼灸会館で開催された。
 今年度の代議員会では「第6号議案 定款改正に伴う諸規則改定(案)の件」が議論の中心となることが予想されたため、冒頭で議案の順番が変更され、最後に回された。定款改正自体は昨年すでに承認されているが、改正内容の一部について厚生労働省から修正の指導が入り、その点を含めての再審議と、それに伴う「定款施行細則」「役員選挙規程」についての審議がなされた。役員選挙規程については何人かから異論がでたが、採決により賛成が圧倒的多数で承認されることとなった。
 また病院内で鍼灸が行われているという指摘について、執行部は「以前、各県師会に依頼して病院内での鍼灸の実態について調査してもらった。そのデータを集計したものについて、厚生労働省へ申し入れの検討をしている」と述べ、日本鍼灸師会としては、病院内での鍼灸治療へ危機感を募らせていることを示した。
 近年注目されている介護保険に関しては、介護予防運動指導員養成講座を東京・大阪で開催しており、今後、積極的に展開していく姿勢を見せた。開催を希望する県は「30人〜40人の人員確保」「筋力トレーニングマシーンを含めた講習実施場所の確保」を行えば、講師は会のほうで用意して県と協議すると保険局から説明があった。現在、香川県から実施の要望があり県と協議している。可能ならば四国四県で開催していきたいと述べた。
 なお会員数は今年度も増加。昨年12月1日の時点で、前年の同時期に比べ144人増え5975人。
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2006.7.1

(社)全日本鍼灸マッサージ師会 平成18年度定期代議員会 通常会員総会
機運高まる無資格者対策 国会請願、採択実現に向け一丸の活動を誓う
 社団法人全日本鍼灸マッサージ師会(以下、全鍼)の定期代議員会が5月21日、通常会員総会が翌5月22日に、東京都新宿区の京王プラザホテルで開催された。代議員会には代議員総数133人のうち101人が出席した(うち委任状数7人)。
 今年度は、長年議論を尽くしてきた無資格者問題について、解決に向けいよいよ時期到来との見解が続出した。昨年度は、関係7団体が全国都道府県議会へ「あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律並びに関係法令の遵守と違法者取締りの徹底を求める請願」を行い、46都道府県議会で採択され、国会と厚生労働省等に33都道府県議会から意見書が提出された。請願運動で多数の署名が集まったことについて、杉田久雄会長は冒頭の挨拶でも「画期的なこと」と喜びをあらわにした。
 無資格者対策への関心の高さは、昨年度に制定されたロゴマーク「安心のマーク」についての要望にも散見された。「全員がつけるように徹底するべきだ」「ビニール製など丈夫な材質にしてほしい」「白衣につけられるようにバッジの作製を」などがあげられた。バッジ作製については積極的な発言が続き全鍼をあげて作製に取り組むことを今会で即決した。
 また、医療改革制度や道路交通法改正などの影響について、執行部は具体的な説明を求められた。保険問題については「競争力を有しない我々はますます指をくわえて見ているのか。打開策を見出してほしい」等厳しい質疑や要望が相次ぎ議論が白熱する場面もあった。
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2006.7.1

鍼灸マッサージ師差別国家賠償訴訟 控訴棄却にて終結、原判決は覆らず
 およそ6年にわたる裁判に幕が下りた。4月27日、東京高等裁判所にて鍼灸マッサージ師差別国家賠償訴訟の判決が下され、原告らの控訴が棄却される結果に終わった。
 2000年1月に千葉地方裁判所で訴訟を起こして以来、長い月日をかけて挑んだ2審判決だったが、千葉地裁での請求棄却の原判決は覆らなかった。しかし、裁判終了後に行われた原告団集会では、原告代理人の市川清文弁護士や全国保険鍼灸マッサージ師会連合会会長の山口人士氏らが「大きな成果を勝ち取ったと言っていい。これからも不当な差別と闘っていく」と力強く宣言し、今裁判での判決理由や成果についての解説を行った。
 市川弁護士らによると、今回の判決理由の主旨は、大筋では千葉地裁のときとほぼ同じ。@受領委任払いは、保険者が被保険者から施術の内容や額を確認できないまま施術者が請求できることから、不正請求や業務を逸脱した施術を見逃す可能性が大きい。そのため受領委任払いは健康保険上、積極的に容認されているとは言えず、認められるのはあくまで特例である。A@の理由により、受領委任払いが認められてきた沿革のないあん摩マッサージ指圧師等について、新たな受領委任を認めるのは困難であるという厚生(労働)省の判断は理由がないとは言えない、などであった。また、柔道整復師が@における「特例」であるのは、受領委任払いが正当な理由で認められてきたという歴史がある点、限定的とはいえ医師の代替的機能を果たしている点などであるとした(しかし、整形外科医の増加によりその合理性が減殺していることも否定できない、としている)。
 今回、原告側は千葉地裁での判決以降の新証拠として、国家公務員が加入者となっている各省庁の共済組合において鍼灸マッサージ師等に対しても広く受領委任払いが認められ実施されている実態があることを提出し、このことから柔道整復師と別異に扱う理由がないと主張した。これに対し、判決では「控訴人らが指摘する厚生労働省、法務省及び裁判所の各共済組合における取扱いは、既に施術料が支払われたことを前提として、被保険者が受けるべき給付金の振込先を第三者名義の口座に指定した場合に、その第三者名義の口座に給付金を振り込むというものであって、保険者においてその振り込みを拒否できないものであるから、本件で問題となっている受領委任払いとは異なるものであると認められる」との見解が示された。
 しかし、山口氏はこのような見解について「(民法上の)委任払いについては裁判所はお墨付きを与えた、と解釈している。これは今後の柱となる大きな成果だ」との見方を述べ、本裁判の意義を強調。さらに「原告が代われば、今後も同じ問題で裁判は起こせる。おかしなことがあれば、何度でも国を被告席に立たせられるのだ」と檄を飛ばし、最後は万歳三唱で喜びを分かち合った。
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2006.7.1

鍼灸マッサージ保険推進協議会が療養費改正の要望書を厚労省に提出
 今回の診療報酬改定は医療費抑制をめざし、全体改定率が約3.2%、医科でも1.5%という過去最高の下げ幅となったが、鍼灸マッサージ保険推進協議会(日鍼会、全鍼師会、日マ会、日盲連の4団体で構成)は4月26日、厚生労働省を訪れ、麦谷眞里保険局医療課長に対し、「はり・きゅう・マッサージの療養費改正に伴う要望書」を提出した。会議では厚労省から麦谷課長、能戸療養指導専門官をはじめ4氏が、鍼灸マ保険推進協からは相馬日鍼会会長、時任日マ会会長、池田全鍼師会事務長、渡辺日盲連副会長、実務者として大口日鍼会保険局長、中村日鍼会健保推進部長、吉井全鍼師会保険局長が出席した。
 要望書の内容は、はり・きゅうの施術料とマッサージ施術料のアップ、そして柔道整復師との格差の是正。
 これを受け、麦谷課長は「療養費も従来の改定率を踏襲して医科の半分の0.75%下げることになるが、鍼灸マッサージ師の先生方のこれまでの努力も考慮し、内部で十分検討して結論を出したい」と返答したという。
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2006.7.1

6月1日より鍼灸、あマ指の療養費の一部が改正!
 厚生労働省は鍼灸、あん摩マッサージ指圧師が行う施術についての療養費の一部を下記のように改正し、5月23日付けで通知、6月1日より料金改定となる。
 日鍼会保険局長の大口氏によると、「今回の改正では、往療料が下がったことは飲み難いが、医療費抑制の折、鍼灸、あマ指の施術料が下がらずにすんだことは高く評価できることである。また、鍼灸の初回の施術料が30円アップ、マッサージの施術と変形徒手矯正術の料金が各々10円アップとなり、我々の施術が評価された形となった」とコメントしている。
 なお、以下に掲載した改定項目以外の療養費については現行のままである。

 平成18年度鍼灸に係る療養費改定項目
 ・施術料
  (1)1術の初回施術料  2300円→2330円
  (2)2術の初回施術料  2650円→2680円
 ・往療料
  基本額         1875円→1870円
  加算額 現行では8kmを超過しても2kmごと800円の加算料金が認められていたが、
      改正後は加算は8kmまでとなる。
      したがって往療が8kmを超過しても料金は一律(4270円)である。

 平成18年度あん摩マッサージ指圧に係る療養費改定項目
 ・施術料
 (1)マッサージを行った場合(1部位につき)  240円→250円
 (2)温罨法料                 80円→70円
 (3)変形徒手矯正術を行った場合(1肢につき) 520円→530円
 ・往療料
  基本額       1875円→1870円
  加算額 現行では8kmを超過しても2kmごと800円の加算料金が認められていたが、
      改正後は加算は8kmまでとなる。
      したがって往療が8kmを超過しても料金は一律(4270円)である。
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2006.7.1

「無免許マッサージから国民を守る法改正に関する請願」に伴う署名、21万筆集まる!
 4月27日に全鍼師会会館にて、あはき等法推進協議会(七者協)が開催された。今回は現在運動を展開している「無免許マッサージから国民を守る法改正に関する請願」に伴う署名運動について、各7団体から状況報告がなされた。4月末時点での各団体の署名数の集計概数も報告され、全日本鍼灸マッサージ師会が16万筆、その他の6団体と合わせると約21万筆の署名が集まっているという。なお、各団体とも今後も引き続き運動を続けていく。
 今回集められた署名は、開会中の第164回通常国会へ、国民の声として請願書と併せて提出される予定である。
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2006.6.1

初学者に贈る大講演会
 鍼灸関連三者協議会(東京都鍼灸師会、全日本鍼灸学会東京地方会、東洋療法学校協会関東地区会)主催で昨年から始まった「初学者に贈る大講演会」が3月5日、東京・豊島公会堂で約300名の卒業生、在校生を集め、行われた。この講演会は日ごろ学校ではなかなか聞くことのできない開業の苦労、リスクマネジメント、経営・営業等の具体的な話を先輩鍼灸師に語ってもらい、今後の参考にしてほしいというもの。
 講演1では「開業の頃・リスクマネジメント」と題し、東京都鍼灸師会の高澤直美氏が卒業直後の往診の頃と宅診を加えてからの治療内容や疾患傾向の変化、治療院の場所選び、宣伝方法等の話を、全日本鍼灸学会東京地方会の小林敏一氏は50歳でサラリーマンをやめ、鍼灸学校に通い、その後開業という経歴をふまえ、在学中に準備しておいたほうがよいこと、開業に関するノウハウを、東京都鍼灸師会学術部長の伊集院克氏は「カルテで苦しみカルテに救われた鍼灸の裁判例」と題し、勤務鍼灸師の頃に患者から訴えられ裁判となった体験談を語り、カルテの重要性を訴えた。
 講演2では首都大学東京都市科学研究所地域保健福祉室の星旦二氏が「新医療人へのメッセージ」と題し、日本の高齢者の生存率・死亡率の地域による格差を具体的に示し、その原因や高齢者が「生涯現役」をめざすための支援方法等をユーモラスに語り、参加者はあっという間の3時間を過ごした。
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2006.6.1

東洋はり医学会 第2回海外支部特別講習会
 3月19日〜22日の4日間にわたり、東京都品川区のホテルパシフィック東京にて、第2回目となる東洋はり医学会の海外支部を対象とした特別講習会が開催された。同会にはボストン、シアトル、ワシントンD.C.、フロリダ、オランダ、イギリス、スイス、ドイツ語圏、ブリスベン、シドニー、ニュージーランドなどの合計13の海外支部があり、今回は海外総支部長のスティーブン・バーチ、井田順子夫妻が発起人となって、これら海外支部から計108人の参加者が集まった。講師として同会本部に所属する柳下登志夫会長ら18人が指導にあたり、また、通訳として延べ10人の世界で活躍する日本人鍼灸師らが協力し、講師とともに会場を飛び回った。
 4日間にわたりほぼ実技中心の内容で、参加者らは同会独特の練習方法(小里方式)を主に用いながら、「脈診」「ナソ・ムノ治療」「奇経治療」「子午治療」などの実技の習得に励んだ。経絡治療では「弦実」「浮実」「補中の瀉」などの日本人でも難解な言葉や概念が用いられるが、実技による確かな手ごたえと通訳の力もあり、言葉の壁を乗り越えて熱心な参加者たちはそれぞれ納得の表情で講習を終えていた。
 最後の質疑応答後にはバーチ氏、井田氏に参加者一同からジョークを交えたサプライズプレゼントが渡され、会場は会期中一番の大爆笑と喝采に包まれた。終了後もあちこちで肩を抱き合いながら別れを惜しむ参加者たちの姿が見られ、来年7月の第18回経絡大学での再会を期しつつ、別れを告げていた。
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2006.6.1

「複雑な慢性疼痛に挑み、あきらめない治療姿勢」をテーマに 第35回慢性疼痛学会が開催
 2月24・25日の両日にわたり、東京医科大学病院において、第35回目となる慢性疼痛学会が開催された。鍼灸に関連した主な題材としては、会期2日目となる25日に一般講演6「針刺激鎮痛、研究」、シンポジウム2「統合医療を考慮した慢性疼痛での鍼灸治療の展望 日中治療法の特色を基盤として」が行われ、参加した医師などの医療関係者の注目を集めた。
 シンポジウムでは森和氏(鈴鹿医療科学大学)の序論を皮切りに5人のシ