
WHO(世界保健機関)による経穴部位国際標準化公式会議が、10月31日からの3日間、つくば国際会議場で開催された。
会議には日本、中国、韓国をはじめ、オーストラリア、モンゴル、ベトナムなどWPRO(世界保健機関西太平洋地域事務局)に管轄されている国とAAOM(米国東洋医学会)などの鍼灸団体から代表者が集結。日本からは第二次日本経穴委員会作業部会のメンバーが参加した。
初日はオープニングセレモニーに引き続き、経穴部位を決める際の原則などを確認。午後から本格的な経穴部位の話し合いに入り、2日目の夜までに361穴を検討し終え、すべての部位で合意に至った。なお、これまでの非公式諮問会議で2案併記となっていた6穴については、それぞれ2案あるうちのどちらの案を先に記すかを決めるために、各国1票による多数決投票を実施。これにより、たとえば水溝は日本と韓国が推していた案が2案併記の先に記され、中衝は中国と韓国が推していた案が先に記される形となった。

3日目は、経穴図の様式や今後の予定などについての話し合いがもたれ、崔昇勲氏(WPRO伝統医学諮問官)の挨拶の後、期せずして沸き起こった拍手とともに会議は幕を閉じた。WHOでは今回決まった経穴部位(英語表記)を早い時期に冊子にまとめたいとしている。
医道の日本12月号(12月1日発行)では、第二次日本経穴委員会作業部会のメンバー(形井氏、篠原氏、浦山氏、坂口氏、小林氏、河原氏、香取氏)による会議の詳細な報告を掲載予定。