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2007.12.28

第11回日本代替・相補・伝統医療連合会議(JACT)
第7回 日本統合医療学会(JIM) 合同大会2007 in松島
 

 12月1日〜2日の両日にわたり、宮城県松島町のホテル「一の坊」に於いて、「第11回日本代替・相補・伝統医療連合会議(JACT)」と「第7回日本統合医療学会(JIM)」の合同大会が開催された。東北大学の研究者らが運営の中心となり、全国から医師らを中心に多くの代替医療・統合医療の関係者が集まった。
 今回、5つのシンポジウムや3つの特別講演、ポスターセッションなどが行われたが、スキルアップセミナー1で劉公望(天津中医薬大学教授)氏が脳血管障害に対する鍼治療の実演を行い、1日目のランチョンセミナーでもミュンヘン大学のD.アーニッヒ氏からドイツにおける鍼研究の現状が発表されるなど、鍼灸関連のトピックも数多く取り上げられた。


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2007.12.19

日本臨床鍼灸懇話会が第46回全国集会を開催
 

 日本臨床鍼灸懇話会は12月8日、9日の2日間にわたり、大阪・森ノ宮医療学園専門学校で第46回目の全国集会を開催、約220人が集まった。
 1日目は、臨床討論3題のあと尾ア朋文氏(森ノ宮医療大学准教授)が「鍼灸治療と教育における遺体解剖の重要性について」を発表した。続いて坂本豊次氏が「私の刺鍼法―鍼療法における巨刺法を中心として―」で韓国鍼を用いた実技を公開し、太い韓国鍼の回旋時の注意点を挙げた。
 2日目、臨床討論3題のあとの会長講演では、木下滋氏が「EBM時代の鍼灸臨床―懇話会の活動を振り返る」で同会のこれまでの歩みを報告した。2日目の実技は、橋本敬三氏(操体法創始者)の影響を受けたという川嶋和義氏の「誰でもできる姿勢検査による臓腑経絡治療―巨刺法を中心に―」が行われた。川嶋氏はモデル4人に対し姿勢検査で左右偏差を見極め、鍼治療を行った。
 なお、1日目に行われた同会総会で、木下滋氏が会長職を辞し、尾ア朋文氏が新会長に就任することが決まった。

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2007.12.14

後藤学園がアメリカ人(東海岸)鍼灸師グループ対象の特別セミナーを開催

 2007年11月17日、ニューヨーク、コネチカット州をはじめとするアメリカ人(東海岸)鍼灸師のグループ(11人)を対象に「鍼灸・イン・ジャパン」をテーマとした1日セミナーが東京・大森の後藤学園で開催された。
 セミナーでは、筑波技術大学教授の形井秀一氏による日本の鍼灸の歴史的な発展経緯と現状に関する説明と、後藤学園の専任教員による「切経」のテクニックを中心とする臨床実技トレーニングが行われた。

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2007.12.10

第二次日本経穴委員会作業部会 第42回会議開催、日本語訳の最終確認を実施

 WHO(世界保健機関)が2006年12月に経穴部位を国際標準化してから約1年。『WHO標準経穴部位(仮題)』の英語公式版の発行が今年3月に予定されているのを受け、日本語版発行に向け、第二次日本経穴委員会作業部会の活動も大詰を迎えた。
 2007年11月23日・24日に行われた第42回会議には、形井秀一委員長、篠原昭二副委員長のほか、坂口俊二委員、小林健二委員、河原保裕委員が出席(浦山久嗣委員、香取俊光委員は都合により欠席)。基準穴やランドマークを示すイラストの修正、日本語訳の最終チェックなどを行った。

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2007.12.07

日本鍼灸手技療法教育研究会 第5回学術大会開催

 11月23日、東京・筑波大学大塚キャンパスにおいて、日本鍼灸手技療法教育研究会が行われた。本研究会は東洋療法学校協会および日本理療科教員連盟が合同で結成した教育研究組織。将来的には鍼灸手技療法教育に関する学会となることを目標としている。
 今年の大会テーマは「あはき教育を考える―基礎実技指導の標準化に向けて」。「研究報告」として、「あん摩はりきゅう臨床実習で受療中の患者の骨折リスクの検討−文京盲学校臨床室の実態」(東京都立文京盲学校の栗原勝美氏)、「圧センサーを用いたマッサージ基本実技の評価法」(東京衛生学園専門学校の谷美樹氏)など、6校から自分たちの臨床実習の取り組み方や研究が紹介された。また「基礎実技指導の標準化に向けて−前腕のマッサージと腰部の鍼」として、神奈川衛生学園専門学校の富井利一氏や福島県立盲学校の水本剛志氏ら、4校の実技実習と評価法についての指定発言が行われ、その後分科会として、実際の授業と同じ形式で、実習実技とその評価方法を学んだ。


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2007.12.03

第2回ASTR講習会 腰殿部の痛みに対する鑑別と実技を指導

 『痛みの臨床に役立つ手技療法ASTR』(小社刊)の著者、松本不二生(高野台松本クリニック)、沓脱正計(くつぬぎ手技治療院)の両氏が参加したASTRの第2回目の講習会が2007年11月23日、東京医療専門学校で行われた。
 今回のテーマは「腰殿部」。第1回目と同様に、まず松本氏が腰殿部の痛みの評価・鑑別法について講義を行った後、沓脱氏が実技を指導。腰殿部の各筋肉に対するASTRの具体的な方法を指導したほか、ポジショナルリリーステクニックや生活習慣における患者へのアドバイスとして身近なものを使ったぎっくり腰の予防法などを紹介した。

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2007.11.28

20周年記念シンポジウム HOLISTIC JAPAN 2007 開催

 11月10日・11日の両日、NPO法人日本ホリスティック医学協会主催の創立20周年記念シンポジウムが開催された。初日は東京都・星陵会館、2日目は東京都・よみうりホールを会場とし、医療従事者をはじめ代替医療関係者、患者など合わせ約740人が参加した。
シンポジウムのテーマ「つながりの医療の創造へ〜食農・環境・教育のコラボレーション〜」に基づき、ホリスティックネットワークの構築に向けた具体的な提言が繰り広げられた。
 主なプログラムは、仁田新一氏(JACT理事長代行)による基調講演「これからの統合医療像」、帯津良一氏(帯津三敬病院名誉院長・協会会長)による記念講演「つながりの医療の創造〜20周年を迎えて〜」、松井孝典氏(東京大学大学院教授)による特別講演「地球学〜新たな知の体系」など、20周年にふさわしい活気あるシンポジウムだった。

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2007.11.15

2007年 秋季 東京操体フォーラム
初の2日間開催、顔をそろえた三浦・今の両巨頭

 11月10・11日の両日にわたり、操体法の創始者・橋本敬三氏に直接師事した三浦寛氏(人体構造運動研究所)を中心に、秋季東京操体フォーラムが開催された(於・東京都・津田ホール)。本フォーラムは通算11回目となるが、2日間にわたっての開催は初めてとなった。
 主な内容としては、今回のテーマは「ショク」(職、食、色、触、shock…など)であり、操体と様々な「ショク」を絡めたバラエティに富んだ発表が実行委員らを中心に行われた。また、三浦氏の盟友・今昭宏氏(仙台市・今治療室)がメイン臨床セミナーに登場し、大いに会場を盛り上げた。

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2007.11.15

第35回日本伝統鍼灸学会学術大会 開催

 日本伝統鍼灸学会は10月27日、28日の2日間にわたり北海道・札幌サンプラザで35回目の学術大会を開催、713人が集まった。
 1日目、会頭講演に立った下田憲氏(けん三のことば館クリニック院長)は「治す者であれ、癒す者となれ」のなかで「良い師につくこと」の重要性を繰り返し述べた。テーマシンポジウム「世界の鍼灸教育の現状と日本伝統鍼灸の課題」では兵頭明氏(後藤学園中医学研究部長)が中国、形井秀一氏(筑波技術大学教授)が韓国と米国、篠原昭二氏(明治鍼灸大学教授)が日本の大学、島田力氏(長谷柳絮医療福祉専門学校教員)が日本の専門学校の教育制度の現状を報告した。
 2日目は首藤傳明氏の会長講演、松田博公氏(鍼灸ジャーナリスト)の特別発表、本間行彦氏(北海道漢方医学センター付属北大前クリニック院長)の特別講演があり、実技供覧は日本伝統鍼灸学会を代表する9会派が行った。

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2007.10.25

ツボの局所解剖学的研究 小誌来年1月号より連載スタート

 気胸などの鍼灸治療による事故を防止するために、白石尚基氏(杏林大学医学部解剖学教室 准教授)と上原明仁氏(東京医療専門学校)は共同で、経穴の局所解剖学的研究を進めている。実際のご献体を用い、経穴の周囲を少しずつ深さを変えて剖出した。経穴の直下に存在する構造物とその深度を立体的に示すというもの。361経穴のうち、臨床上よく使われる50数穴についてはすでに研究が終了している。今後は、残りの経穴とともに、「労宮」や「環跳」などWHO経穴部位国際標準化会議で2案併記が決定した6穴や位置が変更された経穴に対しても研究を行っていくという。
 白石氏は、「従来の鍼灸の安全性ガイドラインは平面的なものでした。それでは、どの深さまでなら刺入しても安全で、どこから危険なのかがわからなかった。この研究が臨床家の方が少しでも安全に鍼灸治療を行える指針になれば、との思いで取り組んでいる」と語る。

 小誌では、来年1月号から、同研究成果を紹介する連載をスタートさせる。

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2007.10.17

第3回 社団法人日本鍼灸師会全国大会 in 大阪 10月6・7日 ホテルグランヴィア大阪

 社団法人日本鍼灸師会の第3回全国大会が、10月6・7日の両日、「鍼灸のメッカ」とされる大阪で行われ、1140名の会員と学生がつめかけた。
 今大会は、特別講演にDr.コトーのモデルとなった瀬戸上健二郎氏の「離島医療から見たプライマリケア―ドラマより面白い離島医療」や新聞・雑誌・テレビでも活躍中の精神科医・香山リカ氏の市民公開講座「ストレスに負けずに元気に暮らす」といった目を引く講演も用意され、多岐にわたり充実した内容となった。


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2007.10.9

素霊シンポジウム 開催

 9月30日、東京・新宿の東洋鍼灸専門学校にて、素霊記念館開館を記念し「第1回東鍼校フォーラム 素霊シンポジウム」が開催された。
「今なぜ柳谷素霊か―未来鍼灸のための素霊学宣言」というテーマについて、企画・司会の松田博公氏(鍼灸ジャーナリスト)は「日本鍼灸が多くの危機と困難に直面している今、亡き柳谷素霊は生前すでにその状況を予見し、考察を進めていた。素霊に『還る』ことが日本の鍼灸の前進につながる」と語った。

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2007.10.9

ASTRのセミナーが初開催! 著者らが理論と実践を指導

 『痛みの臨床に役立つ手技療法ASTR』(小社刊)の著者、松本不二生(高野台松本クリニック)、沓脱正計(くつぬぎ手技治療院)の両氏が参加した初めてのセミナーが9月24日、東京都八丁堀にある東京医療福祉専門学校で開催された。
 今回は「頚肩部へのASTRの理論、実技、臨床応用」が主なテーマで、松本氏が理論と治療の組み立て方を、沓脱氏がASTRの基本技法や臨床への応用の仕方を解説した。

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2007.9.1

三浦寛氏と今昭宏氏に聞く! 操体法の世界とその魅力

 仙台の医師・故橋本敬三氏が創意工夫を重ねて創始した操体法。現在は広く臨床家の間に浸透しているため、橋本氏から直接指導を受け、今なおその普及や臨床の最前線に立つ三浦寛氏と今昭宏氏の名前をご存知の方も多いのではないか。
 このほど、このお2人をお招きし、在りし日の橋本敬三氏の思い出や操体の考え方、そして操体臨床の魅力について大いに語っていただいた。「治すことまで関与しない」という、臨床家にとって相反するような、謎めいてさえいる根本原理を持つ操体の世界に触れてみていただきたい。

(インタビューの内容は『医道の日本』2007年9月号に掲載)

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2007.8.20

第5回 日本中医学交流会大会が開催

 8月5日、第5回日本中医学交流会大会(会長:高橋秀実・日本医科大学教授)が東京・御茶ノ水の東京ガーデンパレスにて開催された。
 鍼灸分科会としては、午後の部に座談2題が行われた。まず座談A「鍼灸と免疫:終末期医療における鍼灸の役割」(座長:兵頭明氏・後藤学園)では、鈴木春子氏(国立がんセンター中央病院)、篠原昭二氏(明治鍼灸大学)、関隆志氏(東北大学大学院)がそれぞれの立場から「免疫疾患に対する鍼灸治療の現状と今度の可能性」や「鍼灸の免疫系に対する作用」などについて語った。
 続いて行われた座談B「最新のアメリカ鍼灸事情」(座長:浅川要氏・東京中医鍼灸センター)では、中澤弘氏(アメリカ医師鍼灸学会会長)がジョゼフ・ヘルムスの鍼エネルギー手法を中心に解説した。

(詳細は9月号の口絵に掲載予定)

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2007.8.13

東洋療法学校協会の教員研修会が開催

 8月3、4日の両日にわたり、神奈川県・ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルにて東洋療法学校協会の教員研修会が開催された。北海道から鹿児島まで、同協会に加盟する学校から計256人の参加者が集まった。テーマは「多様化する学生の理解と対応」が掲げられた。
 主な内容は、教育講演「脳を鍛え、やる気を高める」(東北大学・川島隆太教授)、特別講演「支えあい、高めあいの場〜人が育つ組織づくり」(リアルコム株式会社・林宏典シニアコンサルタント)、基調講演「専門学校における学生のこころのケア」(明治大学・諸富祥彦教授)などが行われた。会場では熱心にメモを取る姿が多く見られ、また積極的に質問する教員も多く、実りある研修会となった。

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2007.7.23

全日本鍼灸マッサージ師会が「第6回全鍼師会大会inなにわ」を開催

 7月8、9日の2日間にわたり、全日本鍼灸マッサージ師会の「第6回全鍼師会大会inなにわ」が開催された。同大会はこれまで温泉地ホテルが会場となることが多かったが、今回は大阪市内のシェラトン都ホテル大阪に約1,000人の参加者を集め、盛大に執り行われた。
 1日目、まず府県民公開講座として伊藤壽紀氏(大阪大学大学院医学系研究科生体機能補完医学講座教授)が「食と健康〜健康食品の有効かつ安全な利用のために」の特別講演を行った。
 実技講座は、于思(ユー・ス)氏(森ノ宮医療学園専門学校講師)の「婦人科疾患の鍼灸」、西村久代氏(株式会社訪問リハビリ研究センター代表取締役)の「あはき師のための在宅ケアの実践1・2」がとくに人気を博した。


(同大会については『医道の日本』2007年9月号口絵に掲載予定)




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2007.7.2

国際Healthy Agingシンポジウム2007開催

 5月27日(日)、東京大学・鉄門記念講堂にて、JACT(日本代替・相補・伝統医療連合会議)、JIM(日本統合医療学会)、NPO JIM(日本統合医療学会連合)共催の「国際Healthy Agingシンポジウム−東洋の智恵と西洋科学の調和」が開催された。
 組織委員長の渥美和彦氏は、欧米で抗加齢(Anti-Aging)の科学や技術がすすむいま、東洋の中国医学、アーユルヴェーダほか優れた療法に注目すること、そしてその東洋の智恵と西洋の科学の融合による【健全な加齢 Healthy Aging】の実現について語った。日本でも多くの著書が紹介されているアンドルー・ワイル氏ほか東洋の長寿秘法の専門家たちが結集し、未知の療法について講演を行った。

(同シンポジウムについては『医道の日本』2007年8月号口絵に掲載予定)



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2007.7.2

第58回 日本東洋医学会学術総会が開催

 6月15〜17日の3日間にわたり、広島国際会議場にて第58回・日本東洋医学会学術総会が開催され、約2,100人が参加した。
 学会テーマに「転換期にある東洋医学、さらなる発展を目指して」を掲げ、中国伝統医学が世界を席巻しつつある現状を踏まえたうえで日本の東洋医学が果たす役割を考えよう、との趣旨から、「ボーダレス時代の東洋医学」、「国際伝統医学ライブ」、「東洋医学を英語で語ろう」などの国際色豊かなプログラムが組まれた。
 鍼灸関連では、シンポジウム3「穴位療法の基礎―鍼・灸・刺絡」(座長:光藤英彦氏・伊藤嘉紀氏)が行われた他、一般演題は29題を数え、「産科・婦人科疾患」や「耳鼻咽喉科疾患」でも鍼灸治療の症例が発表された。 (8月号口絵掲載予定)



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2007.6.21

第56回(社)全日本鍼灸学会学術大会岡山大会開催

 6月8日〜10日の3日間にわたり、第56回(社)全日本鍼灸学会が岡山県・倉敷市で開催された。
 今回の大会テーマ「輝く鍼灸―これからの挑戦―」は、患者にとって身近な存在のホーム鍼灸師になるための5項目(痛みから解放し、身体をリラックスさせ、ホルモン分泌を促し、自律神経を安定させ、筋肉を蘇らせる)に取り組むプログラム構成となった。サブテーマに「スポーツ分野における鍼灸の役割」とあるように、スポーツ関連の演題が多数を占めた。各演題のベーステーマは「免疫」とし、特別講演3題「麻薬の話―正しい理解:モルヒネからエンドルフィンまで」(鈴木勉氏・星薬科大学薬品毒性学教授)、「筋肉を科学する」(窪田登氏・早稲田大学名誉教授、吉備国際大学名誉教授)、「癌と神経・免疫」(岩垣博巳氏・福山医療センター副院長)が主旨を踏まえ行われた。

 (同学術大会については『医道の日本』2007年7月号口絵に掲載予定)

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2007.6.14

高木賞奨励賞、3論文が受賞

 全日本鍼灸学会学術大会期間中の6月9日、高木賞奨励賞の受賞式が行われた。今回、高木賞の受賞はなかった。奨励賞を受けた3編の論文は以下の通り。
高木賞奨励賞臨床部門
『過敏性腸症候群の患者に対する鍼灸治療の効果−条件反転法による検討−』松本淳ほか。
『高齢者の慢性腰下肢痛に対する鍼治療の効果−トリガーポイント鍼治療の有用性に関する比較試験−』伊藤和憲ほか。
高木賞奨励賞基礎部門
『Assessment of the Function of Peritoneal Macrophages in Rats treated with Long Term Direct Moxibustion』松尾貴子ほか。

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2007.6.8

(社)神奈川県鍼灸マッサージ師会が第1回「地域健康つくり指導者」講習会開催

 社団法人神奈川県鍼灸マッサージ師会の学術部介護予防研究委員会が、第1回目の「地域健康つくり指導者」講習会を開催した。同委員会は、全日本鍼灸マッサージ師会の介護事業推進委員会と連携し、介護事業活動の中核を担っている。
 6月2日、講習会が行われたかながわ県民センターには、当初の予定人数を大幅に上回る100名以上の参加者が集まった。講師には整形外科医の橋本吉登氏(横浜掖済会病院整形外科、神奈川県体育協会スポーツ医科学委員会トレーナー部会長)、横浜市役所の小西美香子氏(健康福祉局高齢在宅支援課介護予防担当係長)を迎えた。
 (同講習会については『医道の日本』2007年7月号ニュース欄に掲載予定)

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2007.5.22

(社)日本鍼灸師会 平成19年度通常代議員会・総会
 注目の役員選挙(改選)が実施!

 社団法人日本鍼灸師会の平成19年度通常代議員会・総会が、5月19日・20日に東京都千代田区の日本教育会館にて開催された。代議員会には代議員総数125人中121人が参加した(うち委任状数3人)。今年度の代議員会では、任期満了にともなう役員選挙(改選)が行われた。
 一昨年度の役員選挙で、わずか4票差で熊崎勝馬氏を退け再選した相馬悦孝氏。今回も熊崎氏との一騎打ちとなったが、蓋を開けてみれば80対40と2倍の差をつけた圧勝劇となった。
 会長以下の新しく決定した人事は下記の通り。
 会長:相馬悦孝
 副会長:高橋清人・辻野治孝
 理事:大湊隆次郎・近藤健児・高田常雄・中原嘉彦・
長谷川栄一・福岡栄治・大口俊徳・角田真・中嶋壯・三浦洋・奥本憲司・高橋秀行・小松秀人・
池田啓二・永島茂雄・青木正雄・稲田稔・稲井一吉・仲野彌和・中村聡・浜田曉
(敬称略)

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2007.5.22

(社)全日本鍼灸マッサージ師会 平成19年度定期代議員会・通常会員総会
 杉田久雄会長が4期連続当選

 社団法人全日本鍼灸マッサージ師会の平成19年度定期代議員が5月20日、通常会員総会が21日、東京都新宿区の京王プラザホテルで行われた。代議員会には代議員総数134人のうち126人が出席した(委任状数19人)。
 今年度は任期満了に伴う会長・監事の役員改選が行われ、杉田久雄氏が無投票で再選した。員内監事、員外監事の続投も決まり、現体制を維持した。4期連続で会長職に就くこととなった杉田氏には、会長当選証書とともに「全鍼師会の鍵」が授与され、会場は祝福の拍手に包まれた。
 会長以下、平成19年度執行部の人事は次の通り。



 会長:杉田久雄
 副会長(5名):根本博行、山本登、北村喜久雄、高田外司、堀昌弘
 員内監事:加賀谷久治、佐藤憲
 員外監事:杉山誠一(東海医療学園専門学校)
(敬称略)

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2007.5.16

第25回現代医療鍼灸臨床研究会開催
信原克哉氏を交え肩関節周囲炎に対する鍼灸治療を検討

 第25回現代医療鍼灸臨床研究会が4月29日、「肩関節周囲炎に対する鍼灸治療」をテーマに東京大学鉄門記念講堂で開催された。
 午後に行われたシンポジウムでは、美根大介氏(東京大学医学部附属病院リハビリテーション部)、片山憲史氏(明治鍼灸大学健康・予防鍼灸学教室准教授)、水出靖氏(筑波大学附属視覚特別支援学校教諭)が鍼灸臨床における肩関節周囲炎の鑑別や治療に用いる経穴などを議論。教育講演では、信原克哉氏(信原病院バイオメカニクス研究所院長)が軽妙な語り口で五十肩の病名の起源や氏の研究に基づく肩の病態の分類、診断のポイントなどを紹介した。


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2007.5.9

2007年 春季操体フォーラム開催!

 4月22日、東京都・千駄ヶ谷の津田ホールにて、春季操体フォーラムが開催された(通算10回目)。操体法の創始者・橋本敬三医師から直接教えを受けた三浦寛氏(人体構造力学研究所)を中心に、操体の基本となる「般若身経」の解説から最新の臨床技術まで、様々なプログラムが設けられた。参加者は前回(2006年秋季)を上回る約70人。
 特に目を引いたのが元プロ格闘家の平直行氏の講演。2年前に操体と出会い「その魅力に取り付かれた」平氏は、「動診は(格闘技でいうなら)スパーリングの段階」など、格闘技の上達と操体の学びの過程をリンクさせながら約45分にわたり熱弁を振るった。




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2007.4.25

東洋鍼灸専門学校内に素霊記念館オープン

 柳谷素霊生誕100周年、東洋鍼灸専門学校創立50周年の記念事業として、同校内に柳谷素霊記念館がオープンし、4月15日(日)、館内公開とともにオープニングレセプションが盛大に開催された。
 館内には素霊の著作や蔵書、鍼道具からカメラや顕微鏡などの日常品まで、ゆかりの品が所狭しと並ぶ。オープニングレセプションでは、東洋鍼灸専門学校の手塚鉄雄理事長、丹沢章八学校長が挨拶に立ち、素霊の功績とその技を今に伝える同校は急増する鍼灸学校をリードすべく尽力すると今後の抱負を語った。
 素霊記念館は午後2〜5時開館(入館受付は午後4時30分まで)、休館日は土日祝日、学校休校日。入場無料。入館は事前に電話かE-mailで予約のこと。03-3209-1327
E-mail:sorei@toyoshinkyu.ac.jp   (5月号口絵掲載予定)


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2007.4.25

第10回FACT編集会議 &
第5回『鍼のエビデンス増補改訂版』編集会議・合同会議が開催

 「医道の日本」連載中の「FACT誌収載[鍼灸関係論文]」の翻訳チームによる編集会議が3月24日(土)、新宿ワシントンホテル新館の会議室にて行われた。
 会議前半は「月刊誌」について、後半からは、2007年刊行予定の単行本『鍼のエビデンス増補改訂版』(仮称)についての話し合いが行われた。
 『鍼のエビデンス増補改訂版』は、FACT翻訳記事150編(既刊『鍼のエビデンス掲載』の50編とその後の「医道の日本」2007.1月号掲載まで)に 新たに日本人コメンテータの解釈を付け加えたものを、ICD分類をもとに再編成し単行本化する。近日中の刊行を目指し、現在制作中である。


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2007.4.25

三段跳びの元世界記録保持者、ウィリー・バンクス氏が来日

 春深まる某日、三段跳びの元世界記録保持者、ウィリー・バンクス氏が来日した。現在スポーツコンサルタントやマーケティングに従事するバンクス氏は、先般『新版トレーナーズ・バイブル』(小社刊)を監訳した岩崎由純氏と親交が深い。そこで弊社は急遽、ふたりの対談を敢行した(対談の内容は『医道の日本』2007年5月号に掲載)。
 現在、日本に全米アスレティックトレーナーズ協会(NATA)公認アスレティックトレーナー(ATC)の資格を持つ人は170人しかいない。一方、アメリカには現在3万人以上のATCがいて、すでに3万人以上のATCが引退しているという。そんなATCの歴史が長いアメリカで、スポーツ医学の考え方が変わりつつあるとバンクス氏は語っている。

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2007.4.9

第22回 経絡治療学会学術大会 京都大会開催

 3月31日−4月1日の2日間にわたり、京都府・平安会館において、「プロフェッショナルの臨床 鍼を打つことだけが、鍼灸師の仕事なのか?」をテーマに第22回経絡治療学会学術大会京都大会が開催された。

主な内容は、まず会頭講演として池田政一氏が「鍼灸師としてのアイデンティティー」と題して参加者らに熱く語りかけた。特別講演は、元世界銀行本部の人事カウンセラー・中野裕弓氏が「ケア・ギヴァーとしてのコミュニケーションスキル」をテーマに講演、その他、教育講演「21世紀の高齢社会に対する〈医学〉の原点統合医療を目指して」(松林公蔵氏・京都大学東南アジア研究所)やシンポジウム、2つの実技公開、9題の一般発表が行われ、会長講演「伝統刺法と経絡治療」(岡田明三氏・経絡治療学会会長)が最後を締めくくった。

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2007.4.2

第8回JATOアスレティックトレーニングシンポジウム開催

 JATO(ジャパン・アスレティックトレーナーズ機構)は3月17日、18日の2日間にわたり、東京ビックサイトにて第8回アスレティックトレーニングシンポジウムを開催した。今回のシンポジウムは、現場で即活用できる知識とスキルを学ぶ場として「ワークショップ+セミナー」の形式がとられた。テーマは「アスレティックリハビリテーションにおけるマニュアルセラピーとボディワークスの活用」で、講師にはATC(NATA公認アスレティックトレーナー)のベニー・ヴォーン氏と佐藤晃一氏を迎えた。参加者は83名だった。
(同シンポジウムについては『医道の日本』2007年4月号ニュース欄にも掲載)

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2007.3.23

第2回 東アジア伝統医学国際分類開発会議


 2007年3月13日〜15日、WHO太平洋地域事務局(WPRO)主催で、第2回東アジア伝統医学国際分類開発会議(ICEATM:INFORMAL CONSULATION ON DEVELOPMENT OF CLASSIFICATION OF EAST ASIAN TRADITIONAL MEDICINE)が、日本東洋医学会事務局で開催された。

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2007.3.13

北川毅氏の美容鍼灸セミナーが開催

 3月4日(日)、東京都・東京医療福祉専門学校にて、北川毅氏の美容鍼灸セミナーが開催された(後援:株式会社カナケン・株式会社セイリン)。内容は、基本的な顔面刺鍼の注意点などの講義と、主に短鍼を用いた顔面鍼の実技。参加者からは「臨床に非常に役立つ」との声が多く聞かれ、好評のうちに幕を閉じた。
 参加者は鍼灸師が30人、学生7人、医師1人の計38人。今後は6〜8月に北海道と福島で講演会やセミナーを行っていくことが決まっている。

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2007.3.6

第3回・初学者に贈る大講演会が開催

 鍼灸関連三者協議会[(社)東京都鍼灸師会、(社)全日本鍼灸学会東京地方会、(社)東洋療法学校協会]主催による「初学者に贈る大講演会」が3月4日、東京・豊島公会堂にて開催され、鍼灸学校の新卒者を中心に、約200人の参加者が集まった。
 講演T「開業の頃・リスクマネジメント」では、大塚早苗氏(東京地方会)と関村順一氏(東京都鍼灸師会)がそれぞれ、開業当初の苦労話や開業のノウハウなどを中心に語り、つづく伊集院克氏(東京都鍼灸師会)は「カルテで苦しみカルテに救われた鍼灸の裁判例」と題し、リスクマネジメントの基本として「カルテをきちんと記載すること」の重要性を訴えた。講演U「新医療人へのメッセージ」では武田弘志氏(東京医科大学教授・日本ストレス学会会長)が「医療と生命倫理」をテーマに、現在の生命倫理の考え方が生まれた歴史的背景を紹介するとともに、医療人としての心構えなどについて語った。
(『医道の日本』2007年4月号・口絵に掲載予定)

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2007.3.1

第36回日本慢性疼痛学会
大会テーマ 慢性疼痛に向き合う−痛みに対する鎮痛・緩和の多様的アプローチ−

 2月24・25日の両日、京都テルサにおいて第36回日本慢性疼痛学会が開催された。今回は明治鍼灸大学大学院の北出利勝教授が大会会長を務めたこともあり、特別講演の「鍼鎮痛の機序に関する研究の現状」(川喜田健司氏明治鍼灸大学教授)やパネルディスカッションの「慢性疼痛に対する鍼灸治療の役割とその現状」など、西洋医学だけでなく鍼灸をはじめとする東洋医学関連の演題が多く組まれ、慢性疼痛医学において「鍼灸がどこまで、どのように役立てるか」が強くアピールされた大会となった。

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2007.1.25

WFATT ワールドコングレス2007 東京 開催
(World Federation of Athletic Training And Therapy World Congress 2007 Tokyo)

 1月13、14日の両日にわたり、東京都・都市センターホテルにてWFATTワールドコングレス2007(主催:World Federation of Athletic Training And Therapy・財団法人日本体育協会)が、「競技選手のためのアスレティックリハビリテーションとコンディショニング」をテーマとして開催された。世界各国からアスレティックトレーナーを中心とした参加者約390人が集い、スポーツ傷害やそのリハビリテーション、治療についての発表などが行われ、日本の参加者らの鍼灸治療についての実技・講演もプログラムに盛り込まれた。

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