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「漢方・鍼灸を活用した日本型医療の創生のための調査研究」
第4回班会議 [2010.02.26]

鍼灸の国際標準化をめぐりWHOやISOで開催されるミーティングに参加している関隆志氏(写真左)

鍼灸の国際標準化をめぐりWHOやISOで開催されるミーティングに参加している関隆志氏(写真左)

2月8日、慶応義塾大学医学部新教育研究棟(東京都新宿区)にて、厚生労働科学研究費特別研究「漢方 鍼灸を活用した日本型医療の創生のための調査研究」第4回班会議が開催された。

 
プレゼンテーション「国際化の現状と課題」では、渡辺賢治氏(慶応義塾大学医学部漢方医学センター)による「WHO(世界保健機構)でのICD-11改訂作業」、関隆志氏(東北大学医学部先進漢方治療医学講座)による「ISO(国際標準化機構)での伝統医学の標準化」により、WHOやISOにおける伝統医学の標準化をめぐり、国際的な覇権争いが顕著になっている現状などが伝えられた。

 

ディスカッションではプレゼンの内容を受け、研究班のメンバーを中心に井本昌克氏(厚生労働省医政局研究開発振興課)や小野直哉氏(京都大学大学院医学研究科)も参加し、今後日本の医療が受ける影響、また日本はいかなる対応をとるべきかなどが討論された。臨床で鍼治療を行っている関氏は、中国が自らの中医学(Traditional Chinese Medicine: TCM)を国際標準にすべく国際機関に積極的に働きかけている状況を伝え、日本も積極的に国際舞台で意見を示していくべきだとした。

 

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