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第59回(社)全日本鍼灸学会学術大会
大阪大会 開催 [2010.07.09]

実技公開1「美容鍼灸」の高野道代氏(明治東洋医学院専門学校)【写真/山口陽平】

実技公開1「美容鍼灸」の高野道代氏(明治東洋医学院専門学校)【写真/山口陽平】

6月11日から13日の3日間にわたり、社団法人全日本鍼灸学会第59回学術大会大阪大会が大阪国際会議場で開催され、3502人が参加した。


今大会は「統合医療と鍼灸」をテーマとし、講演5題、シンポジウム9題、実技公開3題(演者8名)をはじめ、セミナー、パネルディスカッションなど計36の多彩なプログラムが組まれた。


大会長の伊藤壽記氏(大阪大学大学院医学系研究科)は会長講演「これからの医療の新展開、全人的統合医療を目指して」のなかで、QOLの向上を意識した患者が増加していることに関連して補完代替医療、鍼灸の役割を説明した。続いて渥美和彦氏の特別講演「わが国における統合医療の現状と問題点」では、鍼灸は統合医療の中核にあるにもかかわらず国際学会では日本の発表が少ない点などにも触れられた。


実技公開1「美容鍼灸」は12日に行われたが、定員をはるかに上回る参加者がつめかけ、途中で入場制限がなされた。そのため翌日の実技公開「関西における小児鍼の実際」「背部兪穴の意義」では会場の外にモニターが設置され、入場できなかった参加者が熱心に見入っていた。


来年の第60回大会は日本伝統鍼灸学会との共催で、6月17日~19日の3日間、茨城県つくば市のつくば国際会議場にて開催される予定である。

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