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日本中医学会 設立記念シンポジウム [2010.09.09]

シンポジウムでは、熱心に質問する会場の参加者にシンポジストらが率直に答えた

シンポジウムでは、熱心に質問する会場の参加者にシンポジストらが率直に答えた

8月29日、東京都北区・北とぴあにて、「現代医療における中医学の役割」をテーマに、日本中医学会設立記念シンポジウムが開催された。先端科学技術によって中医学の本質を究明し、中医学が現代医療にどのように寄与できるかを模索するため発足した同学会の誕生に、会場は日中両国の臨床家、研究者で埋め尽くされた。

 

招待講演では王笑頻氏(中国・国家中医薬管理局国際合作司・副司長)、高彦彬氏(中国・首都医科大学中医薬学院副院長、中医薬研究所所長)が来日し、中国国内における中医学の位置づけや中医治療の現状について講演。特別講演では、兵頭明氏(後藤学園中医学研究所所長)が認知症への鍼灸による取り組みを通し、鍼灸と漢方が両輪をなす治療の効果と必要性を説いたほか、さまざまな角度から中医学の可能性を提示する講演が続いた。講演者らが勢揃いしたシンポジウムでは、会場からも多くの質問があがり、熱気に満ちた議論となった。

なお、日本中医学会初代理事長として酒谷薫氏、会長に平馬直樹氏が就任した。

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