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東洋療法学校協会が教科書『新版 東洋医学概論』を発刊
22年ぶりの改訂で構成刷新 [2015.05.08]

公益社団法人東洋療法学校協会は4月20日、『新版 東洋医学概論』(医道の日本社)を発刊した。同書は2009年に立ち上げた教科書検討小委員会(部長:武田大輔氏、委員:小髙直幹氏、鎌田剛氏、小島孝昭氏、島田力氏、田口辰樹氏、武田貴司氏、棚田徹也氏、野々井康治氏)が5年間、計93回開催した委員会のなかで新原稿の内容を討議。さらに有識者や同協会に加盟するすべての学校に校正紙(第2校)を事前に配信して得た意見や提案を再討議・反映し、終盤(第3校)では同協会加盟校より選出した8校へ協力依頼しての校正も踏まえて発刊に至った。

 

発刊にあたり武田部長は、「前版は1993年に初版が刊行されたまま、なかなか改訂に着手できなかった。教科書としてその内容を採用する際、日本で育ってきた伝統医療には諸説・諸派が多くあり、現在は標準とすべきものの統一見解が示されていないことがネックとなった。

初学者にとっての学びやすさを第一とすれば中医学を主に採用するという構成にせざるを得なかったが、傾倒していないことは一読後にご理解いただける。各方面に配慮し、新版制作の作業は困難を極めたが、これまで担当教員が資料で補ってきたであろう部分を可能な限り詳細に記載しつつ、臨床につなげられることを目指した」と述べている。

 

同書の仕様や目次等は下記URLを参照。
https://www.idononippon.com/book/text/5173-5.html

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