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臨床テクニック

指圧の基本の「キ」(1)甘手型・苦手型

このコーナーでは、初学者のための指圧の基本テクニックを紹介していきます。一見、簡単そうに見えるテクニックにもコツがあり、また狙いがあります。意外とおそろかになりがちなだけに、治療家のかたも改めてチェックしてみてはいかがでしょうか。

第1回は「甘手型」と「苦手型」についてです。あなたはどちらですか?実際にやってみましょう。

【甘手型】


甘手型

 

【苦手型】


苦手型

 

 

 

あなたの母指で写真のように押してみてください。
「甘手型」と「苦手型」の人がいると思います。


上のように、指の関節がよ~く曲がって反る人は「甘手型」(あまてがた)、
逆に曲がりにくく、反らない人は「苦手型」(にがてがた)となります。

どちらが良いというわけではありません。

「甘手型」の人は幅広く、多くの面積を押すことができ、
患者さんにとって柔らかい圧刺激を与えることができます。
その一方で、強い圧刺激には向いていません。

「苦手型」の人は強い圧刺激を与えることができますので、
狭いポイントで押す時に効果的です。

その一方で、狭い範囲にしか
圧刺激を与えることができにくいわけです。

患者さんの状態に応じて、
どちらも使いこなせるように
練習しましょう。

 

 

 

【企画協力】

木下誠(きのした・まこと)

1953年、北海道生まれ。76年、日本指圧学校卒業。浪越指圧本部センターを経て、91年、「指圧の神陽館」開業。日本指圧専門学校非常勤講師、東京医療専門学校鍼灸マッサージ教員養成科非常勤講師、筑波技術大学保健学科非常勤講師。

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