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クルージング鍼灸師便り(最終回)大西洋横断~カリブ海

クルージング便り第4弾(最終会)が石原雅彦氏から届いた(第1弾はこちら)。昨年5月から地中海クルーズに乗船し鍼治療を行っていた石原氏だが、12月中旬からはカリブ海クルーズに参加するため大西洋を横断。現在、1月12日に起きたハイチ大地震の影響も受けることなく元気にカリブ海を航海中だという。そして2月にはいよいよ帰国。9ヵ月にわたるクルージング生活を終える。

こんにちは!私は地中海クルーズを終え、

現在カリブ海をクルージング中です。

12月の中旬に、スペインのマラガを出発。

ジブラルタル海峡を通過し、大西洋を6日間かけて渡り

ニューヨークへと向かいました。

 

しかし、大西洋6日間横断は、荒修行のようでした。
冬の大西洋は強風が吹き、海は大荒れ、3m近くの波が押し寄せてきます。

時々、12階にあるスパまで波しぶきが上がってきます。

ハイテク大型客船といえども3mの波には勝てません。

 

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過酷な大西洋横断中の船からの眺め

 

船は24時間、6日間揺れっぱなしです。

棚から物が落ちてくるし、歩くのもフラフラで、酔っ払いの千鳥足のようになるし…。

こんな異常な環境下で6日間過ごさなければなりません。
 

幸い私は船酔いには強いらしく、嘔吐したり気分が悪くなることはなかったのですが、

とにかく眠くなるんですね。揺れるから眠くてしょうがない。

そんな中患者さんが来れば、治療しなければなりません。

自分のバランスを保ちながら、眠気と戦いながらの鍼治療はまさに荒修行。

そんなときに限って結構忙しく、仕事が終わり自分の部屋に帰るとベッドに直行。

眠気との戦いもしばし休戦です。毎日12時間くらい爆睡でした。

 
6日間の荒修行を終え、ニューヨークに到着し、

自由の女神を見たときは、感動でした。

みんなで抱き合って喜びました。

 

現在はニューヨークを拠点に10日間のカリブ海クルーズの真っ最中です。

 

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カリブ海に浮かぶセント・マーチン島のビーチ

 

 
5月に日本を出発し約9カ月経ちました。

だんだん帰国の日が近づいてきました。

 

私のリポートもこれで終了です。

9カ月間、様々な人達に出会い、別れ、良い友人に囲まれて、

濃厚な時間が過ごせました。みな、感謝です。

 

 「鍼治療は世界中の人々から期待されている最後の代替医療だ」という言葉を

私はよく聞きます。ここ10年間で急速に世界に浸透しているようです。

特に痛みの少ない日本式の鍼治療は受け入れられやすいようで、

「日本式の治療をするのか?」、「日本のドクターを紹介してくれないか?」と

質問してくる人も大勢いました。
 

患者さんのほとんどが鍼未経験者で、たくさんの方々から

治療後の効果に対してお褒めの言葉をいただきました。

少しだけ日本の鍼灸治療を世界の人々に紹介できたかなと思っています。

意欲のある方は、ぜひ世界で挑戦してみてはいかがですか?
私は、新たな航海に向けて出発です。

 

9カ月間ありがとうございました。

 

 

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