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月刊誌連載「写真でみる山下健の鍼灸テクニック」連動企画!

月刊『医道の日本』で連載中の「写真でみる山下健の鍼灸テクニック」では、鍼灸臨床歴55年の山下先生から鍼灸の基礎テクニックを教えていただいています。前回のこのコーナー(2011年6月6日)では山下先生の刺手テクニックの1つである「なで鍼」を紹介しました。今回は、月刊誌の第5回(2011年7月号)、第6回(2011年8月号)に掲載した刺手テクニック「送り鍼」を紹介します。

■細い鍼での送り鍼(正面から見た場合)

撚鍼法(なで鍼)と同じように母指と示指で鍼を挟み、45度の角度で撚鍼法と同じように切皮します。ここから、刺手の母指と示指は軽く曲げて伸ばす動作を繰り返し、鍼を送り込みます。刺手の母指と示指は伸ばした瞬間、鍼体から同時に離れます。

 

 

 

 

■細い鍼での送り鍼(施術者側から見た場合)

筋肉が硬い人への刺鍼は送り鍼のほうが刺入しやすいのです。皮膚の2~3㎝上で鍼体を持ち、刺手の母指と示指で鍼を送ります。ゆっくり刺入しなければ、細い鍼は曲がってしまいます。

 

 

 

 

■太い鍼での送り鍼(正面から見た場合)

寸6‐3番鍼のように太い鍼を刺入する場合、まず皮膚に対して上に直角に立てます。その後刺手で少し鍼を押してみると、皮膚がくぼみます。切皮する直前の、皮膚がいっぱいいっぱいに張った状態のとき、押手は微妙に皮膚をおさえます。その位置から切皮し、刺手の母指と示指、押手でゆっくり鍼を送っていきます。

 

 

 

 

■太い鍼での送り鍼(施術者から見た場合)

5番鍼のように太い鍼は筋肉の硬い人、シコリの硬い人、殿部の筋肉の層が厚い人への刺鍼に用います。鍼を皮膚に対して45度にあてたあと、垂直に立てます。

 

 

 

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