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コーヒーは一日何杯まで?
カフェインがもたらす功罪とは

気持ちの切り替えや眠気覚ましにも効果的なコーヒーですが、自分が普段どれくらい飲んでいるか意識したことはありますか? コーヒーに含まれるカフェインは一部の鎮痛剤や風邪薬などにも含まれるなど、人にとってよい影響を与える反面、過剰な摂取はかえって悪影響をもたらします。


■コーヒーの良い面・悪い面
『食材別・症状別の大事典 治す食事 患う食事』(弊社刊)によると、コーヒーがもたらす良い面として、以下の項目を挙げています。

・糖尿病のリスクを下げる可能性がある
・記憶機能と精神機能を改善する
・結腸がんの予防に役立つ可能性がある
・パーキンソン病と肝臓病から守る
・皮膚がんから守る


上記項目を見ると積極的に飲んだほうがいいようにも思えますが、一方で悪い面として以下の項目も挙げています。

・心臓障害
・不妊
・骨粗しょう症
・尿量増加
・睡眠障害
・イライラ感


これらコーヒーの悪い面は過剰な摂取が主な原因と考えられます。またこの良い面・悪い面というのは、そのほとんどがカフェインの影響によるものといえます。
コーヒーにもエスプレッソやドリップなどといった種がありカフェイン含有量も一概にはいえませんが、おおよそ1日4杯以上飲む場合は、カフェインを含んだ飲み物を控えたほうが良いと考えられます。


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■人気の「中毒物質」であるカフェイン
カフェインは、コーヒーはもとよりお茶やチョコレート、ソフトドリンクに含まれる興奮剤です。身体への害は少ないといわれ、一部の鎮痛剤や風邪薬、減量サプリメント、精神的過敏性を促進する薬などに含まれています。
カフェインによる主な良い影響は以下の通りです。

・エネルギーを高める
・がんのリスクを低下させる可能性がある
・うつ病を防ぐ
・運動能力を高める
・糖尿病を管理する
・片頭痛を撃退する


一方で、カフェインは中毒になる可能性を秘めているなど、以下のような悪い影響が考えられます。

・不眠症の原因になる可能性がある
・胃を刺激する
・カルシウムの吸収を低下させる
・離脱症状(頭痛、イライラ感)などを引き起こすことがある
・心臓疾患を悪化させる


よく仕事が休みの日になると頭痛が起こり、コーヒーを飲むとそれが解消されるという話しを聞きますが、これもカフェインの離脱症状の可能性があります。

カフェインの過剰摂取については農林水産省のWebサイトでも注意喚起されています。


エナジードリンクを多用して死亡した男性について、解剖を担当した医者がカフェイン中毒死と判断したとの報道がありました。この件が示すように、特定の栄養・機能成分を添加した食品や飲料の過剰摂取には注意が必要です。
(農林水産省Webサイト「カフェインの過剰摂取について」より)

前述したように、カフェインが含まれるのはコーヒーだけではありません。日頃何気なく口にしている食材にも含まれていて、知らず知らずのうちに摂取している可能性があります。ぜひ普段食べている食材が「人に与える影響」についても注目してみてください。




■食材が人に与える影響について考える
『食材別・症状別の大事典 治す食事 患う食事』(弊社刊)では、120種類の食材が持つ特徴と、80の症状に対する食・運動面でのアプローチ方法を掲載。治療家自身のセルフケアだけではなく、患者の症状やライフスタイルに合わせたオーダーメイドの食養生指導にもご活用いただける1冊です!

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著者:Reader's Digest編集部
監修:Joe Schwarcz,PhD Fran Berkoff,RD
監訳:溝口徹(新宿溝口クリニック院長)
仕様:B5判 381頁(オールカラー)
定価:本体3,800 円+税


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