【書籍紹介】鍼灸師必読!80年読み継がれる名著で学ぶ経絡理論の本質『鍼灸治療基礎学<新装版>』

医道の日本社では、最新の施術情報や関連知識の収集に努めている鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師、柔道整復師、アスレチックトレーナーや美容関係者・ヨガインストラクターの方などに役立つような書籍・DVDを多数取り扱っています。その中でも特にオススメの人気シリーズや、注目のタイトルなどをご紹介していきます。
目次
鍼灸の本質に迫る、長年支持される一冊
「経験を積むほど、経絡・経穴をもっと根本から理解したくなってきた」「古典の原文に触れながら学びたい」日々患者さんと向き合う中で、そんな思いを抱く臨床家も多いのではないでしょうか。そんな学びへの探求心に応えてくれる、80年以上もの長きにわたって版を重ね、今なお多くの鍼灸師に支持され続けている本格派の一冊があります。
それが『鍼灸治療基礎学<新装版>』です。
今回はそんな本書の魅力をご紹介していきます。
✔️ 経絡・経穴の理論的背景まで深く学びたい臨床家
✔️ 古典に基づいた知識で治療の根拠を固めたい鍼灸師
✔️ 本格的な経絡理論を身につけたい方

「鍼灸治療基礎学<新装版>」の概要
本書は、医道の日本社クラシックスシリーズ第3弾として復刊された、鍼灸界の古典的名著です。全5編構成で、十四経絡および361穴の経穴を詳細に解説。経絡・経穴の成り立ちから実践的応用まで網羅し、古典(素問・霊枢)の訳註を含む参考古典篇も収録しています。
本書は単なる経穴の位置や主治を羅列した辞書的な本ではありません。古典に忠実な本格派の内容で、経絡理論の根本概念、古典の思想、そして澤田流鍼灸道の実践的な知恵が詰まった、深い学びが得られる書籍となっています。
収納コンテンツ
第一編 総論篇
第二編 経絡経穴篇
第三編 参考古典篇
第四編 活用編
第五編 補遺篇

361穴すべてを網羅する、圧倒的な情報量
本書の大きな魅力のひとつが、十四経絡361穴すべてを詳細に解説している点です。
各経穴について、
・正確な位置(解剖学的位置関係)
・名称の由来
・主治(適応症)
・作用
・取穴のポイント
これらすべてが丁寧に記されており、一つひとつの経穴への理解が格段に深まります。
特に注目したいのは、単に「この症状にはこのツボ」という表面的な知識にとどまらず、「なぜこの経穴がこの症状に効くのか」という理論的背景まで踏み込んでいる点。経絡理論に基づいた説明がなされているため、応用力が身につきます。
また、古典における記述も引用されており、現代の鍼灸理論と古典の知恵がどうつながっているのかを確認できるのも大きな魅力でしょう。
「この経穴はなぜここにあるのか」「この名前にはどんな意味があるのか」そんな疑問に答えてくれる、知的好奇心を刺激する一冊です。

古典から臨床応用まで、理論と実践をつなぐ構成
本書には、著者の代田文誌氏が師事した澤田健氏の「澤田流鍼灸道」の教えが記されている点も、大きな価値があります。
澤田流鍼灸道とは、鍼灸の名人として知られた澤田健氏が体系化した鍼灸治療の考え方。
古典(素問・霊枢)の訳註が収録されている「参考古典篇」では、経絡理論の源流を辿ることができます。古典の思想を理解することで、現代の鍼灸治療がどのような基盤の上に成り立っているのかが見えてくるでしょう。
「活用編」では、実際の臨床でどのように経絡・経穴の知識を応用するかが示されており、理論と実践をつなぐ架け橋となってくれます。
古典の教えを読み解き、先人たちが築き上げた知恵に触れることで、日々の臨床に新たな視点をもたらしてくれるはずです。
「鍼灸治療基礎学<新装版>」まとめ
・361穴すべてを詳細に解説し、経絡理論の本質が学べる
・古典の知恵と澤田流鍼灸道の実践が融合した一冊
世代を超えて支持され続けてきた理由が理解できる、
鍼灸の基礎が凝縮された一冊です。
ぜひお手に取ってみてはいかがでしょうか。


































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