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脉法手引草

脈診のイロハから諸病の主脈、並びに生死の脈に至るまで、権威岡部素道が古典『脉法手引草』(明治7年[1770]刊)の現代版として、脈診の実際をわかりやすく書き直した。


【復刻版書籍につきまして】

●医道の日本社では過去の名著を復刻版として発行しております。復刻版は株式会社デジタルパブリッシングサービスが運営しております。「ON DEMAND万能書店」による、少部数のオンデマンド出版です。オンデマンド出版のため、価格や仕様は当時のものと異なります。ご了承ください。

●復刻版には、現代では不適切と判断される表現・解釈、使用されなくなった用語が含まれている場合があります。原作者および作品の意図を尊重し、当時の表現どおり記載しています。

●納品までにお時間をいただく場合もございます。
ISBN978-4-7529-7010-1
仕様四六判 ソフトカバー 196頁
発行年月2018/10(復刻版)、1963/11(原版)
価格3,960円(税込)

目次

巻之上

1 脈を候うに心得あるの論
2 男女左右の論
3 寸関尺三部の論
4 脉に三指の候いよう有るの論
5 寸関尺寸法の論
6 気口人迎の論
7 寸口に通称別称あるの論
8 手に長短あるの論
9 呼吸定息の論
10 呼吸陰陽の論
11 栄衛の論
12 脉の流行の論
13 三部九候の論
14 胃の気の論
15 平脉の論
16 脉に常有るの論
17 二十四脉の名
18 七死の脉の名
19 四季の脉名
20 諸脉の形状の論
21 脉訣の誤 並に数、大、散、革、諸脉を論ず
22 口伝を記す

巻之中

23 五臓の本脉の論
24 七死の脉の形状の論
25 四季の脉形状並に相生相尅の脉論
26 気口人迎主病の論
27 六気七情の脉論
28 左大は男に順 右大は女に順の論
29 往古の人迎の論
30 陽脉は六腑を候い 陰脉は五臓を候うの論
31 形と脉と相反するの論
32 寸口の脉平にして死するの論
33 色と脉と相応じ 寸口と尺内応ずるの論
34 関格覆溢の論
35 伏匿の脉の論
36 重陽重陰の脉の論
37 反関の脉の論
38 虚里の脉の論
39 命門の脉ならびに神門の脉の論
40 男女三部の脉位ならびに命門は男女左右の違いなきの論
41 寸関尺各生死吉凶を決するの論
42 足の三脉を候うの論

巻之下
諸病の主脉並に生死の脉

43 中風
44 傷寒
45 傷寒六経脉症の事
46 感冒
47 温病
48 熱病
49 中寒
50 中暑
51 中湿
52 瘧疾
53 痢病
54 泄瀉
55 内傷労役
56 飲食傷
57 欝症
58 痰飲
59 咳嗽
60 喘息
61 霍乱吐瀉
62 嘔吐
63 そう囃あい気
64 呑酸
65 吃逆
66 関格
67 翻胃膈噎
68 諸気
69 痞満
70 水腫
71 脹満
72 黄疸
73 積聚
74 中毒
75 斑疹
76 諸虚
77 労症
78 痿症
79 汗
80 厥症
81 血症
82 麻痺
83 癲癇
84 邪崇
85 中悪
86 驚悸性ちゅう
87 遺精白濁
88 発熱
89 火症
90 消渇
91 淋疾
92 小便閉防遺尿
93 大便閉
94 脱肛
95 痔疾
96 諸虫
97 眩暈
98 頭痛
99 眼病
100 耳病
101 鼻病
102 口舌
103 喉痺
104 牙歯
105 心痛
106 腹痛
107 腰痛
108 脇痛
109 痛風
110 疝気
111 脚気
112 痙病
113 折傷
114 癰疽
115 老人の脉
婦人の諸脉
116 雑病の脉
117 懐胎の脉
118 臨産の脉
119 産後の脉
小児の諸脉
120 初生の脉
121 虎口三関の脉
122 雑病の脉
123 針灸
124 面部の色
125 死症
126 養育の法
附録