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鍼灸・整骨院のFacebook超活用!集客につなげる具体的な運用法とは

公開日:2022年9月16日

健康ブームに後押しされ、整骨院や鍼灸・はり・マッサージなどの施術をおこなう施設は急増しています。厚生労働省「令和2年度衛生行政報告(※)」によれば、2020年末における柔道整復の施術所の数は50,364件。あマ指、はりきゅう、あマ指はりきゅう、柔整をおこなう施設を合計すると約14万件にものぼります。

今や国内のコンビニの軒数以上に増えた鍼灸・整骨院が生き残るには、SNSを活用した集客が効果的です。

本記事では、昭和初期から治療院に関わってきた医道の日本社が鍼灸・整骨院で使えるFacebookを活用した集客の方法についてご紹介します。

※参考
e-Stat 政府統計の総合窓口
衛生行政報告例 / 令和2年度衛生行政報告例 統計表 隔年報

Facebookの特徴

Facebookは、現在日本国内で定着しているSNSのなかでも、とりわけ歴史が長いサービスです。国内における利用者は約2,600万人。メインユーザー層は20~50代で、大人のSNSとして根強い人気があります。

なぜFacebookがミドル世代・キャリア世代から支持を集めているのでしょうか。それは、Facebookは実名登録での利用が基本、という特徴からきています。

実名での交流がおこなわれるため、他SNSに見られるハンドルネームを用いたインスタントなやり取りではなく、現実世界同様の強い関係性が重視される傾向にあるのです。

参考:総務省情報通信政策研究所「令和3年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書

信頼性が高い

先述のとおりFacebookは、原則として実名でなければ登録できません。そのため比較的、マナーを守った交流を楽しむユーザーが多い傾向にあります。利用者に対する信頼性が必然的に高まることから、特に30~50代のビジネスパーソンが多く利用しています。

これにより、拡散される情報への信頼度や透明性が重視されるサービスです。

企業公式サイトとしてそのまま活用できる

企業が会社名で利用できる「Facebookページ」を自社ホームページとしても活用できます。Facebookページは、ページカスタマイズや広告出稿などビジネスをサポートする機能が豊富で、専門的な知識がなくても見栄えがいい企業ホームページを無料で立ち上げることが可能です。(Facebookページについては後述します。)

長文の投稿ができる

多くのSNSでは短文の投稿が主流である一方、Facebookでは長文の投稿が好まれる傾向にあります。

機能面においてもFacebookは約60,000文字まで投稿可能であり、企業サービスの詳細を長文で投稿できます。

鍼灸・整骨院がFacebook活用し集客するための準備

鍼灸・整骨院のメインターゲット層である30〜50代。この年代の利用率が高いFacebookを集客に利用するには、どのような準備が必要でしょうか。

まず個人ページとビジネス向けFacebookページの違いを理解する

Facebookを集客に利用するには、ビジネスに活用できる機能を知る必要があります。Facebookには「Facebookページ」というビジネス向けページの機能があり、個人向けページにはない機能が豊富に備わっています。

Facebookページには、個人ページにはない広告出稿・インサイト(分析)機能の利用ができるだけでなく、GoogleやYahoo!での検索にヒットしやすい仕組みとなっています。

自院のFacebookページを開設する

Facebookで集客をするなら、必ず自院のFacebookページを作成しましょう。個人ページは知り合いとつながる力は強いものの、不特定多数にアプローチする集客には向いていません。そのため、どれだけよい情報を発信したとしても、ターゲットには届かないまま終わってしまうことがあります。

Facebookページの作成手順は以下のとおりです。

Facebookページの枠組みができたら、その他の情報の入力やプロフィール、カバーなどの画像の設定をおこない、ページの体裁を整えましょう。

鍼灸・整骨院がFacebookを活用し集客につなぐ運用法

鍼灸・整骨院がFacebookページを活用して集客するには、どのような運用をすればよいのでしょうか。

Facebookページで記事を投稿し、フォロワー = リピーターを増やす

Facebookは他サービスに比べ、ビジネスライクな利用ができるとはいえ、SNSであることには変わりないため、定期的な情報発信が集客の鍵になります。運営している鍼灸・整骨院に関する情報や店舗限定サービスのお知らせなど、来院される患者様に有益な情報を投稿しましょう。

投稿した情報は、できるだけ多くの人の目に触れるようにしたいものです。SNSという媒体の性質上、Facebookは誰かがページに対して反応することによって情報が拡散されていきます。

それでは、実際にFacebookを活用したSNS集客の運用ステップをご紹介します。

Facebookを活用したSNS集客の運用ステップ

1)来院中の患者様にFacebookページのフォローをお願い

Facebookページを立ち上げた直後はページ自体の知名度が低いため、なかなか閲覧してもらえないでしょう。ページの存在をネット上に広めてもらうためにも、まずはすでにご来院いただいている患者様にFacebookページのフォローをお願いしてみましょう。

30〜50代は特にFacebookを活用している人数が多いため、ある程度の患者様はフォローに協力してくれることを期待できます。

2)フォローいただいた患者様に記事を投稿

患者様にページをフォローしてもらったら、彼らに響くような記事を投稿していきましょう。たとえば、割引クーポンや患者様の症状に対する施術の内容と効果などをまとめれば、立派な投稿のテーマになってくれます。

3)投稿記事を見た患者様がリピート来院

投稿された記事が患者様に、有用だと思われたらリピート来院につながるでしょう。その際に投稿内容の感想などをもらえれば、新たな投稿のネタになるかもしれません。

4)リピート来院された患者様が投稿記事に対して〈いいね〉を押す

有用な記事に対してはぜひ〈いいね〉を押してもらいましょう。Facebookページは閲覧者に何らかのアクションを起こしてもらうことで拡散されるので、積極的に反応してもらいましょう。

5)〈いいね〉を押した投稿記事が友人/知人にも共有される

〈いいね〉が押された投稿記事は、Facebook上の友人/知人にも共有されます。投稿の内容が鍼灸・整骨院を必要としていて、かつ近い地域に住んでいる人なら、自院のFacebookページをフォローしてくれるかもしれません。

こうした患者様を通じたプロモーションを繰り返すことで、徐々にFacebookページの知名度が上がり、Facebookページが多くの人の目に触れるようになっていきます。

鍼灸・整骨院がFacebookで投稿するべき記事情報

鍼灸・整骨院の宣伝につながるFacebookでの投稿は、どのような内容が効果的なのでしょうか。鍼灸・整骨院がおこなうべき投稿の内容についてご紹介します。

院内や施術の様子(写真・動画)

まずは院内の雰囲気や設備、施術の様子が伝わるような投稿が望ましいでしょう。自院でおこなう施術を明確にイメージできるよう、写真や動画を使った情報公開が効果的です。また、そうした雰囲気や施術の内容は自院のブランド確立にも直結するので、投稿内容は十分に吟味しましょう。

興味を持った来院希望者が迷わず来院できるよう、営業時間やアクセス方法をFacebookページにわかりやすく記載しましょう。

専門知識や技術

鍼灸・整骨院に期待できる専門知識や技術のレベルは、院のブランド確立に大きく影響します。院の施術に期待を抱かせるためには、ブログ形式で専門分野の情報や施術実績を公開するのが効果的です。

特に、自身の悩みを明確に理解できている患者様ほど、院の強みを目当てに来院してくれるでしょう。

期間(人数)限定のお得な情報

Facebookページを活用する大きな目的は「販促活動」にあります。院の情報を公開するだけでなく、クーポンの配布や、期間限定サービスの情報を投稿するなど、直接的な販促も積極的におこないましょう。来院しようか迷っている患者様を引き寄せる一手になってくれるかもしれません。

必要に応じて、Facebook広告を実施

情報の公開や無料の販促活動は効果的ですが、成果が出るまでにはある程度の期間が必要です。急速な認知拡大や顧客層の開拓を進めたいなら、Facebook広告の利用を検討しましょう。

Facebook広告は認知拡大に有用

Facebook広告の特長のひとつに「認知拡大に有用」な点があります。Facebookは原則として、実名や正しい生年月日といった個人情報を登録する必要があります。そのため、Facebook広告を表示させるターゲティング(マーケティングをおこなう層を絞るプロセス)をおこないやすく、興味を持ってくれそうなユーザーを狙った広告展開が可能です。

一般的なリスティング広告よりもターゲティングの制度が高いFacebook広告は、ただ広告を流すよりも効果的に認知度の拡大に寄与してくれるでしょう。

Facebook広告で成功するために最低限、気をつけたいこと

Facebook広告は鍼灸・整骨院の認知拡大に有用な手段ですが、無条件で成功するわけではありません。効果的にFacebook広告を活用するためには、いくつか注意するポイントがあります。

まず、Facebook広告は誰もがいつでも公開できるわけではなく、事前に審査を通過する必要があります。過剰な表現や不当なキャンペーンなど、薬機法や景品表示法といった法律に違反した内容では審査に通過しませんので、適切な広告表現を心がけましょう。

また、Facebook広告はセグメント(年齢や性別など集団の区分)を絞って広告配信できる強みがある一方、セグメントの設定を正確に反映するため、設定がそのまま広告の成果に影響しやすい側面があります。セグメントの範囲が広すぎても狭すぎても広告は有効に働きませんので、セグメントごとの反応を確認しながら、適切なセグメントに出稿できるよう調整しましょう。

Facebook広告は高い?

Facebook広告は有料の広告配信サービスです。1クリックごとに料金が発生する広告であり、1クリックあたりの料金は100~200円程度とされています。

設定した広告予算内でFacebookが運用してくれるため、想像以上に高額の広告費を請求されるといったことはありません。しかし、予算を低く抑えすぎると広告の表示回数が減り、認知度の拡大につながりません。初めての広告配信なら月に2~3万程度からスタートし、そのあとは広告の成果を見ながら金額調整をおこなうとよいでしょう。

ゆくゆくはInstagramと連携

Facebookページで集客ができるようになったなら、ゆくゆくはInstagramとの連携を考えていくのが良いでしょう。

FacebookとInstagramはどちらもアメリカの「Meta社」が運営するサービスです。この2つのサービスを連携させることによって、FacebookとInstagramの両方へ同時に投稿できるようになり、集客効果のさらなる向上が期待できます。

また、InstagramはFacebookに比べてやや若年層の利用が多いため、これまで触れられなかった層へアプローチできるようになるかもしれません。さらに、「Instagram広告」を活用できれば、より一層の認知度の向上や顧客の獲得が望めるでしょう。

まとめ

鍼灸・整骨院の経営において、ネットを活用した集客は必要不可欠です。鍼灸・整骨院を利用する顧客層に効率よくアプローチしたいなら、Facebookを活用した集客が効果的です。

Facebookは20~50代の利用者が多いSNSであるだけでなく、セグメント(年齢や性別など集団の区分)を細かく指定したFacebook広告の運用が可能。さらには利用者数が多いInstagramとの連携もできます。年々軒数が増え続ける鍼灸・整骨院のなかで生き残るためにも、Facebookを有効に活用した集客にチャレンジしてみましょう。