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【書籍紹介記事】名人たちの熱い思いに刺激を受けること間違いなし!「医道の日本アーカイブス1 名人たちの経絡治療座談会」

公開日:2023年10月10日

医道の日本社では、最新の施術情報や関連知識の収集に努めている鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師、柔道整復師、アスレチックトレーナーや美容関係者・ヨガインストラクターの方などに役立つような書籍・DVDを多数取り扱っています。その中でも特にオススメの人気シリーズや、注目のタイトルなどをご紹介していきます。

日本鍼灸の名だたる名人たちが一堂に会した座談会を再録!

岡部素道、竹山晋一郎、本間祥白、井上恵理、丸山昌朗など鍼灸師なら誰もがその名を耳にしたことのある名人たち。

経絡治療の草創期に活躍した名人たちが、一堂に会して「経絡治療とは」「鍼灸とは」「古典とは」と大いに語った座談会です。

名人たちの素顔と、鍼灸に対する熱い思いに触れ、刺激を受けること間違いなしの1冊です。

こんな人におすすめ

✔️ より深くその成り立ちから経絡治療を学びたい人
✔️ 古典を勉強したい人
✔️ 臨床へのモチベーションを上げたい人

「医道の日本アーカイブス1 名人たちの経絡治療座談会」の概要

経絡治療の立役者、大いに語る!

逝去直前の柳谷素霊の指示のもと、岡部素道、竹山晋一郎、本間祥白、井上恵理、丸山昌朗ら経絡治療の黎明期を支えた立役者が「医道の日本」誌に集結。

1959 年から1962 年にわたって、経絡治療成立の歴史的経緯から臓腑経絡、気血病因、病証、補瀉、臨床までを熱く論じた「経絡治療座談会」を再録したものです。

さらに、小野文恵、山下詢、井上雅文、島田隆司らが参加し、1980 年に掲載された座談会「経絡治療について」、座談会参加者の横顔を振り返る「斯界の人々」、貴重な第1回経絡治療夏期大学に使用されたテキストなども収録。

古典派の治療家にとって臨床のヒントになるのはもちろん、古きを温め、未来の鍼灸界を考えたい方も必読の1冊です。

 収納コンテンツ


■第1部 経絡治療座談会
経絡治療発生の歴史的必然性[1]
経絡治療発生の歴史的必然性[2]
◆斯界の人々◆ 竹山晋一郎
臓腑経絡論[1]

臓腑経絡論[2]

◆斯界の人々◆ 石野信安
気血病因論[1]

気血病因論[2]

◆斯界の人々◆ 岡部素道
病証論[1]

病証論[2]

病証論[3]

◆斯界の人々◆ 井上恵理
病証編(病症論[4])

◆斯界の人々◆ 本間祥白
証決定について
補瀉について

◆斯界の人々◆ 間中喜雄
◆斯界の人々◆ 芹沢勝助
臨床を語る[1]

臨床を語る[2]

臨床を語る[3]
◆斯界の人々◆ 丸山昌朗

■第2部 経絡治療について
経絡治療について そのⅠ
◆斯界の人々◆ 小川晴通
経絡治療について そのⅡ〈前〉

◆斯界の人々◆ 小野文恵
経絡治療について そのⅡ〈後〉―臨床サイドから見た経絡治療

■資料編

東邦医学社組織表

経絡治療座談会を読んで・「経絡治療座談を読んで」に答う

鍼灸経絡治療夏期講習会(第1回経絡治療夏期大学)テキスト

経絡治療の成立を支えた名人たちの素顔と熱い思い

驚かされるのは、座談会で交わされる激論から伝わる名人たちのその熱量です。

江戸時代から明治を経て昭和に至るまでの、西洋医学の導入による東洋医学の衰退、そして戦争。

激動の時代に、古典と向き合い、体系的な治療法を確立しようとした彼らの熱気が、そのまま伝わってくるのです。

当時の空気感や熱い思いが、そのまま伝わってくるのは、座談会という形式だからこそかもしれません。

また、座談会の合間に収録された「斯界の人々」のページでは、名人たちの人となり、その人生を知ることができます。

人生をかけて経絡治療の成立や、臨床に尽力する姿に胸が熱くなります。

「古典はただ読んでもわかるもんじゃない、古典は臨床の中で読む」「素問霊枢はその土地時代にあった部分を取り入れるのがいい」など、名人たちの金言も続出です。

名人たちが自分の治療法を大公開!「臨床を語る」は必見

第1部終盤の「臨床を語る」では、キヤリ腰(ぎっくり腰)、喘息、高血圧などをはじめとした疾患に対して、名人たちがどのように治療しているのかを知ることができます。

自らの治療法をざっくばらんに語り合う様子は、司会の丸山昌朗先生が「今日は秘伝公開だ(笑)」というほど。

臨床家必見、他にはない読み応えのある内容になっています。

「医道の日本アーカイブス1 名人たちの経絡治療座談会」まとめ

・経絡治療の成立を支えた名人たちの熱い思いに触れられる
・経絡治療や古典、日本鍼灸の歴史を知ることができる
・日々の臨床へのモチベーションが上がること間違いなし

名人たちの生の激論が収められた本書。 経絡治療や鍼灸の歴史を深く学べて、臨床のヒントも満載です。 経絡治療を確立しようと、熱い思いで古典に向き合った名人たちの姿に、刺激を受けること間違いなしの一冊です。 ぜひ、おすすめです。

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