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施術フェスタ2022(呉竹鍼灸柔整専門学校)レポート

公開日:2022年11月9日

呉竹鍼灸柔整専門学校にて、施術フェスタ2022 が10月18~20日の3日間に渡り開催された。これまでは関連企業による合同説明会が執り行われてきたが、今回は施術見学をメインに就職やキャリア支援の一環を目的とした初の試みとなった。在校生や卒業生にとって知見及び交流を深める場として、企業や治療院による施術デモンストレーションが実施された。1日のブース数は全6ブース、3日間で計18の治療院や企業が出展し、その他にも各医療機器メーカーなど13社による展示販売が特設された構成で、学生に向けて機器の紹介や鍼灸用具などをその場で購入できる仕組みが取られていた。3日間の参加者数は延べ239人であった。

事務長・津金達也氏 開場前の挨拶にて「特に3年生にとって間もなく卒業していく中、あまり学校行事らしいことができず、ようやく少しコロナが落ち着いたことで、このようなイベントができることを大変うれしく思います」と、開催に込めた思いを述べた。また、「この施術フェスタは“対面交流”をコンセプトに治療院や企業の皆さまと学生とを結ぶ架け橋の場にできればと考えています」と語り、続けて「この機会に学生のキャリア支援にご協力いただけると幸甚に存じます」と結んだ。

<出展治療院と企業ブースの様子>

株式会社オンアンドオン

インナーマッスルセラピー(深層筋治療)と題して、生理学に基づき筋硬結に直接アプローチする施術を展開。「地球上の全ての人を健康にする」を旗に掲げ、鍼による施術も披露した。


有限会社オーシャンズクルー

腹部への鍼による刺激で腰部から頚部、股関節の動作改善や女性疾患および自律神経の指標を解説。


訪問医療マッサージKEiROW HITOWAライフパートナー

業界最大規模の店舗数を持つKEiROWのブースでは、あはき師と理学療法士の視点から、筋骨格系を賦活させる経穴刺激を行い、立ち上がりの動作や歩行の改善に有効な施術を紹介した。


株式会社まごころグループ

痛みとこりを根本改善し、再発しない状態をつくると提唱している。整骨院から美容鍼灸など学生個人の技術に合わせたフィールドがあることを紹介しているブースも多くあった。


株式会社マーサメディカル

スポーツ外傷や障害に対する手技に特化。「全力で成長を楽しめ!価値のある時間を過ごせ」の幕が際立っていた。


株式会社ボディーメーカー さいとう接骨院

サッカー選手のトレーナーの兼任者を有しているため、トレーナー活動について学ぶことができる。構造医学を主軸に施術を行っている。


株式会社かくれが

各関節に存在する軟部組織の癒着を手技によって改善するシンプルジョイントテクニック

を実演。手技の技術で勝負したい、または興味ある方は来てくださいと呼びかけた。


多摩鍼灸整骨院グループ

海外でも導入されているというトリガーポイント鍼治療とカイロプラクティックによるJ-SEITAIが体験できる。


ReCORE鍼灸接骨院グループ

柔整師には徒手矯正を披露し、鍼灸師には神経筋パルスなどの鍼による施術を行った。


株式会社TLS イルカ整骨院グループ

「名医よりも良医を目指し、病気よりも病人を診る」を理念に掲げ、マッサージにストレッチや可動域改善法を組み合わせて治療効果をあげる方法を確立している。実際にマッサージ以外にもストレッチを組み入れて、一人ひとりを丁寧に指導。


株式会社Naturalship かもい名倉堂接骨院

「痛みと動きを科学する」をテーマに、学生と問題形式で動作分析を行った。痛み、不調の発生機序を示し、施術コンセプトである戦略的治療法を独自のメソッドを用いてレクチャーし、実演してみせた。


さくらメディカル株式会社

痛みのトリガーとなる全身の10か所のポイントにアプローチし、短時間で高い施術効果をはかる治療法で鍼や手技のデモンストレーションが行われた。プロバスケットボールチームのトレーナーが在籍し、展示スペースにはユニフォームも陳列されていた。


出展業者による鍼、もぐさ、治療器、関連書籍などの販売ブースが並べられ、来場者が実際に商品を手に取り、使用方法を直接話しながら確認できる形式で展示販売が実施された。

株式会社日本メディックス
スタッフ主導のもと低周波治療器を試用する様子。高電圧を加える電気刺激療法や円錐形状の金属電極を用いた体表面刺激療法などで鍼を刺さないハリ治療を行うことができる。体験者は「効いてる」「足が痺れてきた」と声を上げ、効果を実感していた。

 当校8階を仕切った講堂に治療院が一堂に会することで、一挙にいくつもの治療スタイルを見て周り、さらに患者として施術を間近で味わうことができるまさに体験型の祭典となった。研究熱心な学生の熱の入りようが参加者と施術者、企業スタッフの入り混じる会場の盛況ぶりから伝わってくる。この会場内の熱気が情報の交換や直接触れ合うことのできる三者にとって良好の機会となったことを示し、今回のコラボ企画の意義へとつながっていた。

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