書籍『陰陽太極鍼テキスト』好評発売中!インタビュー第二弾 「陰陽太極鍼」の魅力をふたたび柳本真弓先生にお伺いしました!
昨年春に刊行した書籍『陰陽太極鍼テキスト』が大好評! 本書をまだお読みいただいていない方、初めて「陰陽太極鍼」を聞くという方に本書の魅力とともに陰陽太極鍼について余すことなくお伝えします。
お話ししてくださるのは、『陰陽太極鍼テキスト』の写真撮影にもご協力いただいた、目白鍼灸院院長の柳本真弓先生。柳本先生は『陰陽太極鍼テキスト』の著者である吉川正子先生の北海道の東方鍼灸院で幾度となく研修を積まれ、陰陽太極鍼を臨床に取り入れられました。現在は著書も多数、雑誌やメディアでもご活躍中です。柳本先生がご出演の『マイあさ!』(NHKラジオ第一) の「くらしのテキスト」コーナーをお聞きになったことがある方も多いのではないでしょうか。
『陰陽太極鍼テキスト』は、吉川正子先生の鍼灸臨床45年の集大成としての著書です。吉川先生が、経絡治療に始まり、中医学・中医鍼灸を学び、時には強刺激の鍼も試し、そしてまた接触鍼へと試行錯誤を繰り返してたどり着き確立したのが陰陽太極鍼であり、臨床でその効果を確認し、古典理論の正しさを実感してきたとのこと。
『陰陽太極鍼テキスト』発行時に、柳本先生へのインタビュー記事を掲載し、今でも多くの方にお読みいただいています。そこで、皆様からのもっと陰陽太極鍼について詳しく知りたい!の声にお応えして、ふたたび柳本先生へお話をお伺いしました!
書籍『陰陽太極鍼テキスト』について
書籍の詳細はこちらのページをご覧ください!
このような治療家のみなさまにおすすめ
・鍼灸師としての経験は浅いが、すぐに効果をだせる技術を身に付けたい治療家
・効果を出すことに行き詰まりを感じている治療家
・決め手となる施術を探している治療家
・治療の幅を広げたい、レベルアップを考えている治療家
・理論は得意だが、実際の施術につなげられない治療家
・具体的な施術方法を知りたい治療家
『陰陽太極鍼テキスト』著者 吉川正子先生の紹介
1942年熊本市生まれ。東京女子短期大学部英語科卒。(株)伊藤忠商事に入社。中国語を学び、中国の書籍『はだしの医者教材』を友人と翻訳出版。1976年、東京で「東方鍼灸院」を開院し、1981年に北海道帯広市に移転。1987年より『中医雑誌』を夫と共に翻訳出版。1998年、世界鍼灸学会連合会バルセロナシンポジウムで「陰陽太極鍼法」を発表し、優秀賞を受賞。その後も国内外にて多数の論文発表や寄稿、講演会出演を行っている。東方鍼灸院では、国内外から研修生を受け入れて後進の指導を行っており、その総数は300名を超えます。
教えてください!柳本真弓先生 「陰陽太極鍼」の魅力ってなんですか?
著書の撮影にもご協力いただいた目白鍼灸院院長の柳本真弓先生にふたたびお聞きしました!
――柳本真弓先生のご紹介
目白鍼灸院院長。東京衛生学園卒業。鍼灸あん摩マッサージ指圧国家資格取得。吉川正子先生の北海道東方鍼灸院で研修、吉川正子先生の陰陽太極鍼を学ばれ、リンパドレナージ講師を勤め、著書も多数、雑誌やメディアでもご活躍中です。
――昨年、柳本先生に陰陽太極鍼の魅力について語っていただきました。書籍『陰陽太極鍼テキスト』は、発売当初より大好評で、大勢の方に手にとっていただいています。また、多くの方から、もっと陰陽太極鍼について知りたいという声をいただいています。そこで今回ふたたび柳本先生に陰陽太極鍼について、前回お話しいただけなかったことも含めて、教えていただきたいです。
柳本 私もたくさんの方に陰陽太極鍼のことを知っていただき大変嬉しいです。臨床で活躍されている先生方だけでなく、学生の方にもぜひ『陰陽太極鍼テキスト』を読んでいただきたいと思っています。
――では、前回のインタビューと同じく、柳本先生の研修時代のお話から伺っていきます。先生は養成校を卒業してからどのような研修を受けて、臨床をされていたのでしょうか?
私が吉川正子先生の東方鍼灸院に初めて伺ったのは2004年です。鍼灸師4年目の時です。その頃私は週4~5日整骨院で鍼とマッサージを行い、週1程度病院研修、月に1~2日色々な勉強会にお邪魔するという生活を送っていました。学校で得た知識+4~5年上の先輩から教わった知識+そして時々つまみ食いしている勉強会で得た知識を自分の臨床でひたすら試す日々でした。
それなりに充実した毎日でしたが、自分の治療に自信が持てず、10年後20年後に理想としている鍼灸師像に近づいているという感覚がなく、どことなく不安を覚える毎日でした。前のインタビューでも申し上げたかと思いますが、自分の核となるしっかりした治療法に飢えていました。
――そんなときに吉川先生の「陰陽太極鍼」に出会ったのですね。
柳本 はい。知り合いの鍼灸師が東方鍼灸院で3か月の研修を受けたことを聞いたり、チャンスがあれば1年以上学べるということを聞いたのもそのころです。
師と呼べる先生のもと、じっくりと学びたいと思っていた私は、長期研修を受けいれていた東方鍼灸院に救いを求めたという感じでした。
――初めて吉川正子先生の臨床をご覧になったとき、どんなことを感じましたか?
鍼灸学校では当然ながら基礎を学びます。学校のカリキュラムは素晴らしいですし不可欠です。しかし臨床という観点からは足りない。週に一度お世話になっていた病院研修も素晴らしいもので、多くのことを学ばせていただき、今でも私の大事な一部になっていますが、私の目指す鍼灸治療と少し違っていました。
吉川先生と東方鍼灸院は、私の目指す鍼灸師と鍼灸院像に近いものでした。
東方鍼灸院には赤ちゃんからお年寄りまで様々な年齢層の方が訪れます。そしてそれまで私が働いていた整骨院ではあまり出会わない整形外科疾患以外の患者さんが多く来院されていました。眼科、内科、婦人科など色々な患者さんを治療していました。
吉川先生は、様々な主訴をお持ちの患者さんを次々と淡々と治療されていましたが、しかしそのたたずまいからご自身の治療への深い自信と患者さんとの信頼関係が感じられました。目の前で症状が変わっていく患者さんを目の当たりにして、素直に「すごいな」と思いました。
治療の合間に見学している私に何一つ隠すことなくご自身の治療の内容やお考えをその場で教えてくださいました。そのお人柄にも大変魅力を感じたのでここで研修を受けたいと心から思いました。
――柳本先生はその後何度も東方鍼灸院で研修を受けられ、「陰陽太極鍼」の魅力にはまり、第一人者のおひとりになられたわけですが、この「陰陽太極鍼」を確立された吉川正子先生はどんな先生ですか?
柳本 誤解を恐れずに言えば、天才にありがちな「空気を読まない人」です。常に鍼灸治療と患者さんと患者さんの状態に興味の中心があり、いつもそのことを考えているような先生です。たいへん素直で、思ったことをストレートに伝える方で、ご存じないことや明るくない方面の事には「よくわからない」「詳しくない」などということもはっきりとおっしゃっていました。
「患者さんにおしえてもらうのが一番いい」とのお考えをお持ちで、前回も申しましたが、お会いするたびに技術の進化、新しいツボや施術方法を確立されておられました。
――吉川正子先生に教え方や、東方鍼灸院の研修で柳本先生が得られたことについてもう少し教えてください。
柳本 様々なタイプの「教え方」「伝え方」が存在しますが、吉川先生は大変失礼ながら、言葉で教えるということは苦手なタイプの先生かもしれません。しかし、言葉が必要ないほど、圧倒的に患者さんの表情・主訴・状態が変わるので伝わります。
古風なやり方かもしれませんが、鍼灸師その他こういった技術を教わるものの基本、「見る」ところから研修は始まります。吉川先生の治療を見学する。同時進行しているほかの患者さんの様子、受付の様子、院内全体の様子に気を配りつつ、吉川先生のアシスタントをしながら見せていただく。東方鍼灸院の研修もそのように始まりました。
陰陽太極鍼は患者さんが心地よいと感じるところにペンでマークを付けていくのですが、この時ツボの位置にマーキングするのが研修生のはじめのころの役割であることが多く、これが凄く勉強になりました。
鍼灸師だとわかると思いますが、体は大きく、ツボも大きいのです。経脈や経穴をわかっているつもりでも、たとえば背部兪穴などツボを習いたてのころは大きな海に小石を拾いに行くくらいの絶望感を私はもっていました。
それがだんだんと背中の様子がわかり、大体の位置がわかってくるようになりますが、研修生として吉川先生が示した場所にマークを付けるという単純な作業が最初は凄く難しいのです。
繰り返し練習すると吉川先生が見ているところ、押しているところをピッタリと一発で自分でも見えるようになってきます。そのくらいになると「なるほどね、こうなってるのね」、とか鍼を貼った後の変化の見え方も立体的にクリアに見えるようになってきます。単純なマーキングするということを反復させていただいたおかげで、ツボの見え方が違ってきました。
次は部分的な治療を任されるようになります。まずは刺絡やお灸、耳鍼などです。これも繰り返し吉川先生の治療をとにかく見る、そして真似する、そして直していただく。これの連続でした。かけがえのない経験をさせて頂いたと思っています。
――吉川正子先生のご経歴は前回のインタビューでもおうかがいしましたし、『陰陽太極鍼テキスト』にも詳しく載っていますが、吉川先生は中医学を深く学ばれてきて、陰陽太極鍼も中医学をベースに確立したと言ってもよいでしょうか。
柳本 吉川先生は、理論的には中医学をベースにして中医学の技を学ばれつつ、しかし日本鍼灸のベースもお持ちです。中医学は吉川先生がキャリアをスタートされたときに翻訳に関わった『中医雑誌』や、夫である吉川昌之氏の人脈から、現代中医学界の重鎮たちとの交流で中医の知識を深められました。ご自宅に何か月も住まわされ、中医学の知識や技術を勉強されたとも伺っております。
科学的なことにも興味が尽きず、当時毎月、月刊「医道の日本」誌を読んでは、関連書籍をとりよせ知識を深めつつ、それをすぐに臨床で試しておられました。
特に堀田晴美先生の自律神経の研究や傳田光洋先生の皮膚関連の研究に興味をお持ちで、陰陽太極鍼の特徴である皮膚刺激への科学的根拠をつねに探していらした印象があります。
――では陰陽太極鍼の治療内容についてお伺いしたいと思います。陰陽太極鍼の特徴のひとつとして『陰陽太極鍼テキスト』にも書かれてある「患者の主観第一の診察法」について教えてください。患者さんからの違和感や痛みなどの訴えは少しあいまいなところがある場合が多い印象もあります。
柳本 たしかに主観だけで臓腑の異常がわかるのかと思われるのは自然なことだと思います。たとえば足の裏や脇腹に近いところは誰でも過敏な反応を示すのではないかと、疑問に思われる方も多いかもしれません。私自身もそう思っておりました。
実際には、12経脈を調べていくと何か変化が起きているか、選穴した方が良さそうな経脈や経穴を選ばれる患者さんが多いのが事実です。ポイントとなる質問の仕方として、私は「気持ちよく感じるかどうか」だと思っています。
『陰陽太極鍼テキスト』のなかでも述べられていますが、「過敏に感じるところ」「心地よく感じるところ」を探していきます。
そのような質問をされると最初は患者さんも戸惑うのです。しかしどんどん探っていくと、患者さんご自身がご自分触覚に集中していかれます。そうすることで選ばれる精度が高まっていくのではないかと感じています。
――たとえば、学校で学ぶ募穴診や兪穴診では喜按や拒按はわかったような、わからないような感覚のまま終わってしまいました。患者さんご自身のほうが、的確に心地いいとか痛いとか、虚実を調べるために順方向と逆方向でより過敏に感じるほうを言えるということと捉えてよいでしょうか。繊細な切診に必要なトレーニングはありますか?
柳本 前項でも触れましたが、心地よさがポイントです。くすぐったいような、心地よいようなという感覚を大事にしています。
喜按や拒按・虚実の別は治療技術のなかでは、経脈に沿った方向か逆らった方向かということで区別していると思います。ただ、『陰陽太極鍼テキスト』の中でも出てくるように、ツボが陥下しているところは灸をおこないます。その際にもツボを(主に棒灸で)温めてみて気持ち良い・ほかの場所より灸の熱を感じない(冷えている)所を温めます。ここでも患者さんの主観に頼っているのでこちら側の判断で迷うことはないです。
繊細な切疹に必要なトレーニングが必要かというと、これは必要です。患者さんの主観に頼る施術である分、全くバイアスなく切疹が出来るかというと難しいところではありますが、常に一定の強さや、場合によっては患者さんに合わせた切診の仕方が必要です。
吉川先生はフェザータッチくらいの心地よさで切診しています。先生ご自身は言語化はされていないですが、皮膚の表面を皮下組織が動くか動かないかくらいのやさしい圧で切診します。
もちろん経脈の走行をしっかりと頭に入れ、経穴を中心に診ていきますが、経穴以外のところも患者さんが「心地よい」と感じるところがあれば、治療点としてえらびますので、経脈全体をスムーズになでるイメージです。ご自身の手足でトレーニングしたり、施術者同士でフィードバックしながら訓練されるのがいいと思います。
――陰陽太極鍼のもうひとつの特徴である「貼るだけの施術」「王不留行」について教えてください。刺鍼と同じ効果を得ようとするときのポイントはやはり選穴でしょうか。詳しくお伺いしたいです。
柳本 王不留行は基本的には補う刺激として使われます。瀉す刺激は皮内鍼や毫鍼などで行っています。鍼と同じ効果を出すには、選穴と正しい取穴部位両方大切です。まず選穴が何よりも大切かと思います。というのも、例えば背部兪穴でも吉川先生は一行線二行線はもちろんのこと、脇腹近くまで探します。そこが決まらないと始まりません。
そして、ここだ、というところに貼っても思うような反応が得られないこともおおいのです。そういった場合は正確な取穴部位が大切になってきます。鍼先を当てるくらいの繊細さで王不留行の貼布場所を選び貼っていくと、反応が格段に違ってくるのです。
――中医学の弁証がよくわかっていなくても気血津液の流れなど古典理論を意識できるでしょうか。
柳本 前項や前回の記事でも少し触れましたが、陰陽太極鍼はどちらかというと局所治療ではなく本治が得意です。中医弁証がよくわかっていなくてもまったく関係ないのがすごいところです。
乱暴な言い方をすると、むしろ中医理論などがわかっていない方が先入観なく素直に患者さんの感覚に従って選穴できるともいえます。配穴・補瀉などあとからカルテを見るとそれなりに納得のいくものになるのが不思議です。
陰陽太極鍼の治療手順に沿って、触診の圧痛や問診、配穴までカルテに記載しておき、後からじっくりと見直しながら少しずつ古典理論を意識していくのもよいと思っております。
吉川先生は以前から「とにかく目の前の患者さんを治さなければ意味がない」とおっしゃっていました。それはいくら理論がすばらしくても、鍼灸師は手を動かして目の前にいる患者さんに鍼をして治療を行わなくてはならない、たとえ初学者だろうとベテランであろうと患者さんには関係ない、ということです。
理論がわからない、そして自分の鍼治療に自信がもてないという方にこそ使っていただきたい治療体系です。「陰陽太極鍼」を使うことで鍼って効くなあと実感していただきたいです。
――陰陽太極鍼が効果をあげている疾患、治療の相性がいいと柳本先生が感じる疾患はありますか?
柳本 陰陽太極鍼と相性の良い疾患というと、不定主訴や難病、奇病のような一筋縄ではいかない病態です。主訴だけ聞いているとどこから手を付けてよいかわからないような症状をお持ちの患者さんは特に鍼灸院にたくさんいらっしゃると思います。そういった多岐にわたる症状や治療法がよくわからないような症状には陰陽太極鍼が抜群に効く場合が多いです。
他にも疾患を選ばないので関節痛や内臓疾患なども大変効果的です。印象としてはいわゆるリラクゼーションでも取り扱うような肩こり腰痛なども良いですが、重症やはっきりとした痛みや症状がある場合の方が合っているようです。
――『陰陽太極鍼テキスト』の読み方・学び方や臨床での実践についてお伺いできますか。
柳本 手順は『陰陽太極鍼テキスト』に細かく載っていますので、首周なら首周、募穴診なら募穴診という具合に部分的に学んでそれから全体治療をしてみるなど、いろいろな使い方ができると思います。
ご自身が行っている腹診や脈診などの指標を使いつつ陰陽太極鍼の効果を少しずつ体感していただくことはできるのではないかと思います。
そのうえで全国あちこちに吉川先生のところで学んだ先生がいらっしゃいますので、実際に治療を受けられてエッセンスを学ぶというのもよい方法かもしれません。
――最後に日々の臨床に悩んでいる鍼灸師の先生方や、自分の核となる技術を模索している学生や研修生の方に、吉川正子先生に代わってメッセージをお願いします。
柳本 「鍼灸の免許は取ってみたもののこれからどうしたらいいかわからない」「世の中には多くの治療法があるけどどれを学んでいいかわからない」「鍼灸がほんとうに効くかいまいち疑問だ」など、不安を持たれている方も多いのではないでしょうか。
鍼灸の歴史や奥深さは素晴らしく、一生をかけて学ばなければならないものではありますが、目の前の患者さんを治療しないことには先へは進めません。
陰陽太極鍼は、迷っている方、自信の持てない方にこそお勧めできる治療法です。乱暴な言い方になりますが、陰陽太極鍼は理論がなくても、刺鍼の技術がなくても、経験がなくても、経脈と経穴さえわかっていればひと通りの治療ができます。
入り口も広く、単純な治療法ですが、効果が抜群に高く、そこからさらに深く学べる治療法です。
多くの研修生がこの技術を学び、鍼灸師として独立しました。鍼灸治療は素晴らしい技術で一人でも多くの方にこれを知っていただきたいと思っています。是非吉川正子先生の陰陽太極鍼を学んでいただきたいです。
――お忙しい中、貴重なご回答をありがとうございました!!
いかがでしたでしょうか。著者の吉川正子先生は『陰陽太極鍼テキスト』に、「本書をきっかけに、鍼灸師を志す方々が古典鍼灸の神髄に触れ、その効果を体感してくれれば幸いです。そして、鍼灸医学が広く一般に認知され、その恩恵を求めて多くの人が鍼灸院を訪れる日が来ることを願ってやみません。」と書かれています。吉川先生を師と選ばれた柳本真弓先生の臨床に向けられる熱意も感じ取ることができる貴重なインタビューとなりました。ぜひさらに多くの方にご活用いただきたい1冊です。
陰陽太極鍼テキスト 刺さない鍼で効果を出す配穴と施術法