今すぐ始めたい人の在宅マッサージ入門

今すぐ始めたい人の在宅マッサージ入門

「どんなことを知っておくべき?」「どんな技術が必要?」
在宅マッサージを始めたい人を徹底サポート!

保険適用となる在宅マッサージを「仕事」にするには、様々な条件があります。本書では、実際に仕事として始める前に知っておきたい法的知識、在宅患者に適した基本的なマッサージの技術などを紹介し、「今すぐ始めたい!」人をサポートする1冊です。
また、自宅というプライベートな空間で患者の信頼を得るには、患者の心をつかむコミュニケーションスキルや訪問時のマナーなどもおさえておかねばなりません。澤登拓氏(ふれあい在宅マッサージ代表取締役)がその経験をもとに、様々なシーンでの重要なポイントを親しみやすいマンガやイラストをまじえ、わかりやすく説明しています。
在宅マッサージを始めるにはどんなことを知っておくべきか、勉強しておくべきかがわかる、基本をおさえた1冊です。

ISBN:978-4-7529-3092-1
著者澤登 拓
仕様B5判 188頁
発行年月2011/04/20
3092-1
定価 本体 3,000円+税
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目次

序章 「私と在宅マッサージ」物語
第1章 在宅マッサージて何?
第2章 施術プログラムの組み立て方
第3章 在宅マッサージに必要なテクニック
第4章 開業期・成長期のポイント
第5章 「患者様満足度」を高める

ページサンプル

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著者インタビュー

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「保険適用の在宅マッサージを仕事にしたい」というマッサージ師のために、自らの経験をもとに本書を執筆した澤登拓氏。必要な法的知識や基本的な施術テクニックだけでなく、患者宅というプライベートな空間でのマナー、患者とのコミュニケーション術、そして経営のコツまで、様々なシーンでおさえておきたいポイントをまとめています。在宅マッサージの難しさ、そしてそれを上回るやりがいや大きな将来性について、お話をうかがいました。

――在宅マッサージというと保険に関する知識や手続きの仕方など、難しそうな話が多くなりますが、本書はマンガやイラストが随所にあって、親しみやすい本になっていますね。序章では澤登先生が在宅マッサージを始めるにいたったお話がマンガで紹介されていて、親近感がわきました。

 

澤登 資格を取得して鍼灸マッサージ師として働くようになってから、寝たきりの人が寝たきりのまま、それも人としての輝きを失ったまま亡くなっていく姿を目にして、非常にショックを受けました。在学中から関心はありましたし、自分にも何かできることがあるんじゃないかと思って、在宅マッサージの世界に飛び込んだ んです。もともとご高齢の方とお話をするのは好きだったので、かつて日本の成長を支えてきた方々のお役に立ちたいという気持ちはどこかにずっとありました。大好きだった祖父の施術ができたことは、この仕事をしていてよかったと思ったことの1つでもあります。施術後の祖父のうれしそうな顔が、今も思い浮かびます。

 

それに、まだまだ人生を楽しめる年代なのに、脳血管障害による筋麻痺や関節の拘縮などがすすんでしまって、ほとんど体が動かせず、日常を楽しめない方もたくさんいらっしゃいます。そういう方は、人生そのものに背を向けてしまっている状態です。でも、自分の施術でよくなる と、本当にうれしそうに「1日過ごすこと自体がつらかったのに、おかげで毎日が楽しくなったよ」とおっしゃってくださる。その瞬間ですね、在宅マッサージを仕事にしてよかったと思うのは。

 

 

――確かに、そういっていただくと、励みになるでしょうね。ただ、在宅マッサージを始めるには、頭に入れておかなければいけない法的知識が多いですね。

 

澤登 はい。その知識なくしては始まらない仕事です。保険に関する話は、保険者によって対応が異なる部分もあるので、本書では基本的な話を中心にしましたが、この本を読んで基本的な知識を固めて、手続きがスムーズにできるようになってほしいです。それに、徐々に医師や保険者と臨機応変にお話ができるようになってほしいと思います。

 

 

――マッサージの「療養費取扱い推計」が年々順調にのびていて、在宅マッサージも成長が期待される分野として、ますます注目されていますね。

 

澤登 ええ。せっかくとった資格を存分に生かしたい方と思う方はもちろんですし、医療機関の治療では楽になれず苦しんでいる患者様のお役に立ちたいというマッサージ師の方は、ぜひこの仕事を考えてほしいです。保険に関しては、手続きなど、確かに煩雑な部分がありますが、きちんと勉強すれば処理できます。それに、この仕事は医師や保険者、患者様を支える家族や介護関係のスタッフなど、様々な方と交流する機会があり、毎日がとても勉強になります。その勉強と経験 を積み重ねていくことで、これからさらに深刻になる高齢社会で、今以上に必要とされる仕事になっていくと思っています。

 

 

―― 本の随所に、「療養費の取扱いを正しく行ってほしい」「在宅マッサージ師が在宅療養生活を支える存在になれば、我々の業界の発展にもつながる」というようなお話がありました。マッサージ師がどうしたら社会的に認められるかということも、真剣に考えていらっしゃると感じました。

 

澤登 はい。それも、この本を出版したいと思った理由です。苦しんでいる患者様のお役に立つことはもちろんですが、医師や保険者など、様々な方々とのやりとりを通して社会的な信頼を得ていくことが、私達の業界では今後さらに重要だと思います。

 

マッサージの保険適用が増えている一方、様々な問題が増えているのもまた事実です。不正請求などは言語道断です。在宅マッサージを始める方には、まず公的医療保険を取り扱う一員としてモラルと自覚をもってほしいですし、常に社会的に評価される言動をとってほしいと願っています。ですから、マナーやコミュニケーション術についてもページをさきました。

 

 

――ところで、本を見るに、在宅マッサージではごく基本的な手技が中心ですね。割と簡単というか、意外に難しくないように見えました。

 

澤登 そこが落とし穴です。相手は長い間寝たきりだったり、手足をちょっと動かすことも難しい方々です。手技自体は確かにごく基本的なものですが、患者様の状態を客観的に把握する評価法などから、しっかり身につけておかなければなりません。そうでないと、在宅療養の患者様に効果があり、かつ納得していただける施術はできないと思います。

 

 

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施術:有賀広(株式会社ふれあい在宅マッサージ 技術研修センター課長)

 

 

――例としてあがっていた施術メニューなどを見ると、確かに多くの手技や運動を短時間で組み合わせていて、普通の治療院での施術とは流れが違うようですね。寝たきりの方への施術にしては、かなりきつそうな運動などもあって、大丈夫かなと思いました。

 

 

澤登 治療院にいらっしゃる患者様とは違うので、施術をやりすぎないことが大切ですが、気休めだけの施術では意味がありません。それでは、在宅マッサージ師として失格です。患者様の状態にあわせて、麻痺も拘縮も、ごくわずかな動きから始めて、徐々に動かせるようにしていく。それが私達ならではの技術です。たとえば、最初の触れ方1つとっても、治療院にいらっしゃる患者様への触れ方とはまったく違います。そういう意味では、学校を卒業してすぐ小社に入社して研修を受けた学生さんのほうが、自然に感覚を身につけやすいようです。一般の治療院で治療をされていた先生が在宅マッサージを始める際は、専門のセミナーなどで実際に感覚をつかんでからのほうがいいのではないでしょうか。

●澤登 拓(さわのぼり・たく)

山梨県生まれ。1991年から北京中医薬大学に留学し、帰国後、東海医療学園専門学校を卒業。あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師の国家資格を取得後、治療院勤務を経て、2000年に在宅マッサージ事業をスタート。同年7月に「ふれあい在宅マッサージ」設立。2年後に法人化、2005年に株式会社に改組し、現在は北海道から沖縄まで全国27カ所に事業所を展開中。

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