トピックス

臨床テクニック

月刊『医道の日本』連載対談「触れる語る」連動企画!
首藤傳明氏の手技を一部公開

月刊「医道の日本」で好評連載中の対談「触れる語る」。鍼灸手技業界の職人的技を持つ先生や、手を使って対象に触れて仕事をしている他業界のプロフェッショナルをゲストに迎え、筑波技術大学教授の形井秀一氏と「触」について語り合っていただいています。4月号のゲストは首藤傳明氏。開業50年の首藤氏がどのような方法で触のテクニックを磨いてきたか、月刊誌に掲載した形井氏と首藤氏の会話と、首藤氏の手技を一部、動画で紹介します。

1.硬結の取り方(月刊誌2009年4月号197頁)

 

首藤傳明氏は、50年間、一貫して大分県大分市の鶴崎の地で治療をしてきました。柳谷素霊氏のもとで鍼灸を学んだ三浦長彦氏を師と仰ぎ、澤田流を体得。師匠の三浦氏の技術に心酔していた首藤氏は、師匠のように上手になるにはどうしたらいいかを考え、書物で勉強したり、自分の体を揉捏して「一生懸命練習して」技術を身につけたそうです。

 

形井氏との対談中、硬結の取り方に話がおよびました。例えば、曲池の場合は親指の関節面で取ります。しかし、背中のように平らなところは独自のやり方を見つけ出したそうです。

首藤氏は形井氏の腕をとってその練習方法を見せてくれました。以下はそのときの会話と動画です。

 

形井 先生の話から、硬結の取り方は、三浦先生が非常に上手にやられていたと想像します。三浦先生は、指の動はクッと硬結を押さえているなと、見ていてわかるくらいですか。

 

首藤 浦先生は親指の先で(親指を立てて)取っていました。私の場合は親指の関節面ですが、背中のように平たいところは4本の指です。本当は指圧の人の指がほしいけれど私は指先がしならないから。形井先生、ちょっと腕を出して。

 
 

(動画参照↓)

 

 

 2.虚の探し方(2009年4月号月刊誌195頁)

 

首藤氏は1945年から1970年ごろまで澤田流で治療をし、ツボを全部押さえて診ていたそうです。しかし、年齢を重ねてくると、何十人もの患者の体を指で押さえるのは指が痛くなるため、何か良い方法はないかと考えました。また、硬結がほとんどない病気の、凹んだ虚の部分を探す方法も模索しました。

 
そして「経絡治療が気の流れを見るのならば、経絡をさするだけではいいのではないか」と考え、さすってみたそうです。澤田流のあと経絡治療を取り入れた氏の、虚の探し方も見せてもらいました。以下はその時の首藤氏の話と、説明の動画です。

 

首藤 硬結がほとんどない病気が多くて、虚したところは凹んでいる。実したところは出っ張っている。出っ張りは今までやっているから、これはまあいい。問題は凹んでいるところですが、シュッとさすったら、すっとわかっちゃった。

 

(動画参照↓) 

 

 

 くわしくは月刊『医道の日本』2009年4月号をご覧ください。

 

商品詳細

月刊「医道の日本」

 

 

 

 月刊 医道の日本 2009年4月号

 

bt_detail.gif      bt_shopping_s.gif

業界ニュース&トピックス