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代替医療体験レポート Come on,CAM!
第2回 ボディトーク [2011.11.21]
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さまざまな代替医療の治療法を実際に体験して紹介する本コーナー。第2回は、みやま鍼灸治療院(東京都杉並区)にお邪魔して、心身にアプローチして自然治癒力を引き出すという「ボディートーク」を体験してきました。 |
■ボディートークとは
鍼灸師であり、ボディートークプラクティショナーである西村かおる院長によると、ボディートークとは鍼灸、西洋医学、オステオパシー、さらには哲学、物理学など、様々な知識を包含する治療システムだという。
ボディートークは、オーストラリアのブリスベン鍼灸・自然療法カレッジ元校長、ジョン・ヴェルトハイム氏によって創設されたメソッドで、身体が元々持っている自己調整メカニズムや自然治癒力の向上を促すことに主眼に置いている。
施術者は、クライアントの身体的・精神的な愁訴を出発点に、筋力テストなどを使ってクライアントにとって優先されるテーマに焦点を当て、修復すべき「リンク」(身体の部位など)を探す。施術者はその部位に触れ、頭部と胸骨にタッピングを行う。このタッピングによって、バランスのよいエネルギーの流れを身体に意識させるという。
ボディートークは運動器疾患から内臓疾患、アレルギー、ストレス、精神疾患など、あらゆる愁訴をきっかけにして、施術することができる。日本に紹介されたのは5年ほど前。日本ではアスリートのパフォーマンス向上などに活用しているスポーツトレーナーもいるという。
■施術の流れ
(1)施術時間は40分~1時間。まず、クライアントは愁訴や気になっていることを施術者に伝える。体験した編集記者は、このとき特に体調に異常はなかったので、日常のちょっとした気になることや疲れやすいことなどを西村氏に話した。
(2)続いて、クライアントは横になって、筋力テストに基づいた身体への質問に答えていく。施術者はクライアントの右手を取り、「YES/NO」を問いかける。YESならばクライアントの手が持ち上がり、NOならば手に重みが出て、持ち上がりにくくなる。質問の内容は、「ボディートーク・プロトコール」という独自のチャート表に従っているという。
(3)この質問の結果、今回のセッションでは、鼡径部のリンパ循環に滞りがあるのではないか、と示唆された。この鼡径部のリンパ循環を修復するリンク先として、後頭骨―仙骨が挙げられ、さらにリンパ循環の滞りに関連する感情的要因にも焦点が当てられた。
ちなみに、編集記者の仙骨周辺にはかなり硬くなった硬結があり、疲れているときに歩くと鼡径部に力が入らないことがあるので驚いた。
(4)注目すべきテーマ(身体の部位)がわかったら、次はタッピングに移る。エネルギーの不調和があると見られる後頭骨と仙骨に手を当てることで、自然と意識がその部分に向かうという。施術者は頭部と胸骨をゆっくり一定のリズムで触れる。ゆったりとした優しいタッチにより、これだけでずいぶん気持ちが落ち着いて、心地よい。
(5)最後に、筋力テストによる質問で再度のセッションを行うべきかを問う。クライアントによっては1度のセッションだけで終わることもあるという。その答えを参考に、クライアントは再セッションをするかどうかを決める。
■編集記者の感想
鍼灸治療を受けていると、よく腹鳴があるのですが、それと同じように質問を受けている際にお腹がよく鳴っていました。西村氏によると、「エネルギーが動いている」とのことであったが、もしかしたら触れられることで何らかの治療効果が出ているのかもしれないと思いました。
またタッピングはとても心地よく、リラクゼーション効果もあるのではないかと思われます。有田秀穂氏(東邦大学医学部教授)は頭部を中心とした「タッピングタッチ」によってセロトニンの分泌が促されると説いていますが、ボディートークのタッピングも脳へ何らかの心地よい刺激を与えていると感じます。
■患者層
患者層の中心は30代を中心とした20代から60代の女性。また、みやま鍼灸治療院では、食物アレルギーに悩む小児のクライアントも多く、親子で受ける人もいるとか。
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【取材協力】
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