【DVD】はじめての脈診

【DVD】はじめての脈診

脈状を把握し、証を立てられるようになるには時間と訓練が必要です。ですが、脈は体の今の状態を表現しているものです。体の状態の把握は脈を感じることができれば誰でも行えます。本DVDはこれから脈診を始める人のために、脈の考え方から取り方、脈の記載方法、少人数で行うトレーニング法までを解説しています。もちろん経絡配当や祖脈についても紹介していますが、大事なのは毎日患者の脈を診ることにあります。脈が触れやすいか、触れにくいか。脈が速いか遅いか。脈に力があるのかないのか。それらがある程度わかれば、大まかな治療方針が立てられ、患者にアドバイスが可能です。本DVDでまずは脈の変化を感じ取り、臨床に応用することから始めていきましょう。


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ISBN:978-4-7529-0139-6
出演・監修岡田明三(経絡治療学会会長)
協力井上美生香
巻数1
時間約58分
発売年月2012/01/19
IVD0139-6
価格 本体 6,000円+税
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内容

  • なぜ脈を診るのか(患者コミュニケーションの実例紹介)
  • 脈の取り方(脈診部位と経絡配当の解説)
  • 脈で何をみるか(祖脈の解説)
  • 脈をカルテに記載してみよう
  • 脈診の実践例
  • 教室でのワークショップ(脈を取り合うトレーニング)
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    サンプル動画

    出演者インタビュー

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    東洋医学では大切な診察法である脈診ですが、初学者からは「難しい!」という声を聴くことがあります。確かに脈診から得た情報をもとに証を立てられるようになるには学ばないといけないことがたくさんあります。しかし経絡治療学会会長の岡田明三先生によれば、脈診はもっと簡単に鍼灸臨床に応用できるものであるといいます。今回のDVD「はじめての脈診」では、まさに初学者が脈診をどのように使うかを詳しく解説しています。岡田先生にDVDの見どころをお尋ねしました。

    ――このDVDでは脈をどのように臨床で役立てられるかに焦点を当てていますね。

     
    岡田 臨床に役立つということを第一に伝えたかったのです。脈診で患者さんの体の今の状態がわかります。

     
    なぜ脈診が敬遠されているかというと、適格な指導者がいないというのが1つ。あとは部位や証など難しい話が先行しているのが原因です。脈と体の関係が十分に伝わっていないのです。

     
    脈が沈んでいれば、患者さんの体が冷えているのがわかります。浮いていれば、患者さんの体に熱があることが想像できます。たとえば腰痛で体に熱があれば炎症があることが想像でき、冷えていたら筋肉量が少ないとか慢性期だなとか脈からいろいろなことがうかがえます。それに加えて問診や西洋医学的な診察を行えば、総合的な判断が可能です。

     

    難しく考える必要はありません。脈と体はつながっているのです。まずはそこを理解するのが一番大事です。

     

     

    ――初学者なりの脈診の応用の仕方、つまり脈診によるコミュニケーション方法がDVDで紹介されています。それがDVDの特徴にもなっています。

     
    岡田 患者さんとの信頼関係の構築に役立つのが脈診です。脈診がなければ信頼関係はないぐらいです。70歳以上に多い不整脈ですが、脈診でそれを教えてあげるだけでも患者さんに感謝されます。

     

    DVDで紹介しましたが、私は患者さんに脈を診てもらいながら鍼をします。器質的な疾患でない不整脈、たとえばダイエットをしている女性は、鍼を刺すことで脈が整ってくるのがわかります。患者さんも「すごい!」とびっくりされます。

     

    逆に器質的なものなら、「病院で一度精査されてはどうですか」とお伝えすれば、病院に行かれて精査した患者さんから感謝されます。

     

    つまり脈は体の状態を判断するのに非常に便利なツールでありながら、なおかつ信頼関係を構築する、最高のコミュニケーションツールなのです。

     

     
    ――DVDでは、脈を専門の用紙に書き取るトレーニング法が紹介されていますが、どのようなメリットがあるのでしょうか。

     
    岡田 脈の書き取りは、東京医療専門学校の教員養成科で講師をしていたときから行っていたトレーニング法です。何十年も前からやっています。

     

     

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    脈のトレーニング風景

     

     

    たとえば1人の患者役の学生の脈をいろいろな学生が診て、脈を書き取るとします。脈を学び始めた頃は、学生それぞれがバラバラにいろんな形で脈を書き残すことが多いのですが、一年間このトレーニングを継続すると、みんな脈の書き方が近づいてきます。

     

    DVDでは5人のモデル患者の脈診の実例を紹介していますし、とても参考になると思います。面白い例もありましたね。運動器疾患に特化している治療院では見過ごしてしまうような脈や舌証とかね。鍼灸臨床ではやはり脈が欠かせません。DVDでも脈のすごみが出ていました。

     

     
    ――どうすれば、脈がうまく診られるようになりますか。

     
    岡田 患者さんに限らず、いろいろな脈を診ることでしょうね。家族とか友人、知人の脈をどんどん診せてもらいましょう。その際の注意点としては、寸・関・尺の部位をしっかり把握しておくことです。その辺りはDVDでも解説しています。

     

    あとは脈を触りにいかないことです。私は「脈を診ようとするな」と指導しています。脈診は、皮膚と骨のどのあたりでどのような形で打っているかを把握することが大事です。脈を診ようとすると、強く押したりして、かえってイメージが把握できません。

     

     
    ――最後に、これから脈を学ぼうとしている方にメッセージをお願いします。

     
    岡田 脈診は古代人が残してくれた財産です。大切にすべきですし、脈を診ないのはもったいないと思っています。テレビでたまに嘘発見器を見ることがありますが、脈は体の今の状態を物語っています。極端な話をすると、質問1つで脈が変化します。ですから、問診と脈診をセットにすると、体のことがすごくよくわかります。ぜひそういう使い方をしてほしいと思います。

     

    あとは、脈は病人を見るときの基本中の基本ですが、柔軟性が必要です。脈だけを診て、「あなた肝臓が悪いね」なんて言う人を私は信じません。もちろん40年間臨床をやっているので、私も患者さんを見ると病状がだいたい把握できますが、それはむくみや顔色とかいろいろな情報を見て言っているのです。

     

    脈だけですべてを解決させずに、上手に使ってほしいですね。まずはやってみることが大事です。

     

    学生や医師の方など脈診を始めたい人にぜひこのDVDを参考にしていただきたいと思っています。脈は楽しいですから!

     

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    経絡治療学会会長の岡田明三氏

     

     

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